韓国プロ野球のキウムからポスティングシステムでドジャースに加入したキム・へソン内野手。2021年から4年連続KBOゴールドグラブ賞に輝いた守備力などを武器に、世界一球団のレギュラーに定着できるかは注目となっている。
そんななか、MLB公式サイトはデーブ・ロバーツ監督や同僚選手のコメントを紹介しており、26歳の韓国人ルーキーの現状が明かされている。
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■二塁手以外にも挑戦か
キム・へソンは韓国でプレーした8シーズンで通算打率.304、211盗塁を記録。守備、走塁も評価される26歳は二塁手としての起用が想定されている。
ロバーツ監督はMLB公式サイトが紹介した記事のなかで、「予想していたよりもずっと強い」とフィジカル面に言及し、「キャンプで最も体脂肪が少ない選手のひとりだと思う」と印象を語る。同じ内野の一角を占めるフレディ・フリーマン内野手も「彼は足が速く、運動能力が高い」とそのポテンシャルを評価している。
記事内で言及されたのがシーズンでの起用法で、ロバーツ監督が「彼は守備だけで確実に試合に挑むことができる」と高い守備力を評価した一方で、「問題は育成面で、彼にとって何がいいのか?ドジャースにとって何がいいのか?その答えを今すぐに出す必要はない」と今後については様子を見ながらであると発言。二塁手として想定しつつも、内外野を守れることから三塁手、外野手としても練習を積む可能性を伝えている。
「彼には素晴らしい選手になる素質がある」と打撃コーチのアーロン・ベイツからもその能力に太鼓判が押されているキム・へソン。はたして、名門ドジャースで26歳の韓国選手が存在感を放つことができるのか。
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