韓国プロ野球のキウムからポスティングシステムでドジャースに加入したキム・へソン内野手。2021年から4年連続KBOゴールドグラブ賞に輝いた守備力などを武器に、世界一球団のレギュラーに定着できるかは注目となっている。
そんななか、MLB公式サイトは「2025年にインパクトを与えるとされる11人の新人選手」と題した記事を掲載。ドジャースに加わった26歳の韓国選手も名を連ねており、期待がかけられている。
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■走塁や守備面が高い評価
ブライアン・マーフィー記者が伝えた記事内では11人の注目新人選手が紹介されており、キム・へソンは7番目に登場している。
記事内では「26歳のキムはKBOで8シーズンにわたりエリート選手として活躍した。通算打率は.304、盗塁数211のキムは、過去3年間(※2021年は遊撃手で受賞)リーグの二塁手としてゴールドグラブを獲得し、同ポジションの最優秀選手に選ばれた」と韓国で築き上げてきた実績が紹介されている。
キム・へソンは現状ドジャースでは二塁手のレギュラーを争うとみられ、「キムはロサンゼルスの二塁手としてトップの選択肢となるかもしれない」としつつ、「キムはキウム・ヒーローズで中堅と内野で傑出したパフォーマンスを見せたため、チームは彼をユーティリティー的な役割で使うかもしれない」と内外野で選択肢になり得るとみている。
ほかにも「ベースランニングでは厄介で守備も堅実」と評価を下され、走塁面でも期待がかかるキム・へソン。はたして、韓国から海を渡った26歳ルーキーがドジャースでポジションを掴み、インパクトを残せるのか。
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