第119回京都記念(15日/GII、京都芝2200m)には、菊花賞2着のエリキング、天皇賞(春)覇者ヘデントール、上がり馬の4歳馬エコロディノスなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「シェイクユアハート」を取り上げる。
◆【京都記念2026予想/追い切り診断】“実戦意識”研ぎ澄まされた調整に高評価「A」 ギアアップが良化して「追えばまだ伸びる気配」
目次
■シェイクユアハート
前走は4Fバランスで前半47秒7-後半45秒3のスロー、しかも中京で大外を回しての差し切り。冷静に整理すれば、展開もコース取りも恵まれず、それでも勝ち切ったのだ。晩年どころか、しっくりくる成長曲線を今なお描いており、完成時期はまだ先に余白を残している。
1週前は坂路で一杯に追われ、4F52.3-38.2-25.2-12.5。相変わらず内へモタれ気味ではあるが、以前のようにハミ受けで我慢できず頭を上げる場面はなく、首の使い方が実に滑らか。最終追いもいつも通り坂路で調整。馬場が悪い中でも全身を大きく使い、登坂のリズムが崩れない。モタれ癖は残るものの、進行方向への推進力は以前とは別物で、跳ぶように伸びていくフォームは、今の充実ぶりをそのまま映し出しているようだ。
ハーツクライの血が持つ持続力と成長力に、ここへ来て充実一途。完成度と余裕が同時に漂う。以前は力を出し切るまでに時間を要したが、今は加速の質そのものが上がり、走りの解像度が一段階上がった印象。力強い登坂ぶりは跳ぶかのようで、さらに奥行きを見せても不思議ではない佇まい。これならば前走以上も十分。
総合評価「S」
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