大谷翔平、日米通算100号に王手 “リアル二刀流”はMLB公式の「序盤の偉大な瞬間」にも選出

ロイヤルズ戦で4号ホームランを放ったエンゼルス・大谷翔平(2021年4月13日)(C)Getty Images

ロサンゼルス・エンゼルス大谷翔平投手が13日(日本時間14日)、敵地カウフマンスタジアムで行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・DH」で先発出場。5回に4号ソロを放ち、日米通算100号に王手をかけた。5打数3安打1打点で2試合連続3安打をマークし、打率は.364に上昇。チームは、あと一本が出ず2-3で敗れた。

【動画】低めの変化球に渾身のアッパースイング 日米通算100号に王手をかけた大谷翔平の第4号ホームラン

■飛ぶように走り、6試合連続安打

まずは足で見せた。1回の第1打席、1ボール2ストライクから左腕ダフィーのカーブを打つと、打球は二遊間へ転がった。“大谷シフト”で二塁ベース寄りに守っていた三塁手に捕球されたが、一塁へ駆け込んだ大谷の足が一瞬速く、間一髪セーフ。ロイヤルズからのチャレンジでビデオ判定となったが、判定は覆らずそのままセーフとなった。10日のトロント・ブルージェイズ戦で三塁打を放った際、毎秒29.2フィート(時速32キロ)を記録し、米メディアから「飛ぶように走る」と形容された快足を生かし、6試合連続安打を決めた。

大谷の勢いは止まらない。5回の第3打席、カウント1-0からダフィーの投じた134キロのスライダーを捉えると、打球はバックスクリーン右へあっという間に飛び込んだ。4号ソロとなったアーチは、日米通算99本目(米国51、日本48)で、100号へ王手をかけた。

MLB公式サイトもすぐさま反応。「打球速度109マイル(約175.4キロ)、飛距離431フィート(約131.3メートル)」と、外野手も見送るだけだった特大の一発を伝えた。
9回1死一塁で迎えた第5打席は、カウント2-1から4球目の151キロ直球を打って右前に運んだ。これで2試合連続の3安打で打率は.364に上昇した。

マドン監督は試合後、大谷について「壮観だね」と目を細め、「強くボールを捉えている。この状態を続けられるはず」と称えた。

■「リアル二刀流」が印象的な瞬間に選出

また、MLBの公式サイトは13日、「シーズン序盤の偉大な瞬間7選」と題した記事を掲載。そのトップに、大谷が「リアル二刀流」を実現した4日のシカゴ・ホワイトソックス戦を挙げた。「2番・投手」として出場し、打っては2号ソロ、投げては最速163キロを記録した活躍を「私たちが夢見ていた試合」と表現し、「大谷の投打における能力に疑いはない」と称賛した。

ちなみに、2つ目以降は、サンディエゴ・パドレスのマスグローブが球団史上初のノーヒット・ノーランを達成した試合や、今シーズンから新たに374億円の大型契約を結んだパドレスのタティスJr.の負傷離脱などが続いた。これら衝撃的なシーンを差し置く形で、注目度ナンバー1に押された「リアル二刀流」。このまま今季のメジャーを席巻しそうな勢いだ。

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文・SPREAD編集部


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