■今季3勝の青山・柴原組も要注目
大坂がグランドスラム優勝を期待されるように、日本人ペアのダブルスも大いに注目されている。
現在、世界ランキング13位の青山修子と柴原瑛菜は、今季3勝を挙げツアーファイナルに向けてチャンピオンレースでは2位をマークしている実力者ペア。4月のWTA1000マイアミオープンでキャリア最大のタイトルを獲得した際には、「2021年シーズンのもっとも成功したダブルスチーム」と称されている。
青山は2013年の全英で準決勝を経験しており、グランドスラム優勝に向けてひた走ってきた33歳。変わって柴原は、その3年後に全米オープンジュニアのダブルスで優勝し頭角を現し、現在ではプロとして活躍する23歳。10歳差のある2人は2019年からペアを結成し、みるみるうちにペアとしての質を上げ、これまでにツアー6勝を残してきた。
青山の経験の高さと柴原の何も恐れずにはつらつと戦うエネルギーが、この赤土の舞台で大勢の人を熱狂させるはずだ。
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著者プロフィール
久見香奈恵
1987年京都府生まれ。10歳の時からテニスを始め、13歳でRSK全国選抜ジュニアテニス大会で全国初優勝を果たし、ワールドジュニア日本代表U14に選出される。園田学園高等学校を卒業後、2005年にプロ入り。国内外のプロツアーでITFシングルス3勝、ダブルス10勝、WTAダブルス1勝のタイトルを持つ。2015年には全日本選手権ダブルスで優勝し国内タイトルを獲得。2017年に現役を引退し、現在はテニス普及活動をはじめ後世への強化指導合宿で活躍中。国内でのプロツアーの大会運営にも力を注ぐ。










