■プレーする時間が20代の頃より増えた
新潟アルビレックスBBで終えるはずだったキャリア、しかし請われて新シーズンより群馬でプレーする。30代以降キャリアについて問われることも多くなった。「人生何が起こるかわからない。まだまだ選手としてやれる」と長くプレーを続けたい気持ちが強くなった。そこには「プレータイムが20代の頃より増えた」新潟時代が影響している。もう一度選手として自信を持つことができたのだ。
長く続ける秘訣は自身「考えすぎない」ことだという。
「お酒も好きだから飲むし、揚げ物も好きで食べる。サプリやプロテインも飲まないからストレスを溜め込まない」という。
ただし、「練習や試合後に必ず2時間近くかけて体をケアすることは欠かさない」が、あくまで自然体で挑み続ける五十嵐にはとても驚かされた。
2歳になる息子の存在も大きい。「1回しか観戦していないサッカーのことを、見た見たと反応する。バスケットボールにあんまり興味ないのかな」と苦笑いしていたが、「お父さんはバスケットボール選手だったと認識してくれるくらいまではプレーしたい」と笑顔を見せた。

サインをする五十嵐圭(写真:編集部)
家族の支えを受け「若い選手にはまだ負けたくない」という思いでコートに立つ。「限界
を感じたり、引退を考える日が来るまで」先のことは考えられない。まだまだ第一線で活躍する自信が感じ取れた。
先日の対スペイン戦第2クオーターのように強豪に畳み掛けられた時、五十嵐のようなベテランがチームにいたとしたら、立て直しが図れたのではないか。そう想像しながら、日本代表戦を見守るのも、なかなか興味深い。
◆【東京五輪/バスケ】八村塁20得点、渡邊雄太19得点 世界2位、W杯王者スペインに善戦も初戦黒星
◆【東京五輪/バスケ】八村塁、渡邊雄太、馬場雄大の海外組は「救世主」となるのか、「奇跡の1勝」は果たして
◆初代王者・堀米雄斗、バスケ八村塁やサーフィン五十嵐とツーショット 五輪を楽しむ22歳に世界も絶賛
■著者プロフィール
木村英里(きむら・えり)●フリーアナウンサー、バスケットボール専門のWEBマガジン『balltrip MAGAZINE』副編集長
テレビ静岡・WOWOWを経てフリーアナウンサーに。現在は、ラジオDJ、司会、ナレーション、ライターとしても活動中。WOWOWアナウンサー時代、2014年には錦織圭選手全米オープン準優勝を現地から生中継。他NBA、リーガエスパニョーラ、EURO2012、全英オープンテニス、全米オープンテニスなどを担当。














