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■シャーレイポピー
【中間調整】3歳時はチューリップ賞でメイケイエール・エリザベスタワーの同着1着に0秒3差5着、紫苑Sでは16番人気ながら勝ち馬ファインルージュに0秒4差4着に迫るなど、素質の一端は示していた。その後条件戦を勝ち上がり、改めてオープン戦線に参入するも二の脚の遅さや華奢ゆえの揉まれ弱さなどが祟り、ここまでは低空飛行続き。近3走もターコイズS11着、京都金杯11着、中山牝馬S10着とハンデ重賞で大きい着順が続いてしまっている。
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それでも陣営は能力の高さを信じ、重賞・マーメイドSにエントリー。短期放牧を挟んで5月23日に栗東へ戻り、初時計だった26日の坂路14-14を皮切りに順調な調整が続いている。1週前はCW併せ馬で7Fから時計を出す意欲的な内容を消化。古馬1勝クラス相手だったとはいえ6馬身差を詰めて追い比べに持ち込み、最後は半馬身の先着を果たした。6F全体80秒8(一杯)はこの馬にとって自己ベスト更新の数字だ。
【最終追い切り】今週は新コンビとなる藤岡康騎手を背に坂路単走。坂の入口で後方から別組の併せ馬が勢いよく来たため、鞍上が内に大きく進路を切り替える場面が。それでも勢いを失うどころか、態勢を立て直してからの走りはシャープそのもの。ラスト2Fを12秒7-11秒8(強め)と圧巻の切れで締めくくれていた。
【見解】もともとのポテンシャルは高く稽古ではある程度動けるタイプではあるが、今回の短期放牧がよほどいいリフレッシュとなったのか、ここへ来ての動きは見違えるほど。1週前も豪快だったが、最終追いで見せた鞍上との意思疎通ぶりとラストの切れも素晴らしいものがあった。この中間から装着しているブリンカーの効果も大きそうだ。大きく巻き返してくる可能性は十分。
総合評価「A」
マーメイドステークス2023 追い切り診断
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。















