【CBC賞/追い切り診断】重賞“初出走”でも「A」の高評価 「前走より格段にいい状態で勝ち負けも」

 

【CBC賞/追い切り診断】重賞“初出走”でも「A」の高評価 「前走より格段にいい状態で勝ち負けも」

■ヨシノイースター

【中間調整】蟻洞(ぎどう)の影響で1年弱の休養を強いられたが、昨年6月の復帰後はコンスタントに使われており体調や脚元はかなりいい状況のよう。レースぶりにも進境を見せ、昨年秋からジワッと本格化。今年4月に3勝クラスの船橋Sを快勝し、オープン初挑戦だった前走・鞍馬Sでは発馬で大きく後手を踏みながら0秒4差4着と通用するメドを立てた。

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前走後はハンデの恩恵も得られるこのCBC賞に目標を据え、いったん短期放牧に。5月末に帰厩し1カ月間じっくり時間を掛けて状態を上げてきている。初の重賞挑戦でもこれまで通り、坂路単走オンリーでスピードと心肺能力に磨きをを掛ける調整。トレセンではある種“愚直”でよく、レース感覚などはここまで実戦でしっかり叩き上げられている、という陣営の強い意志が感じられるところだ。1週前追いは序盤に勢いよく進んだ分ラスト1Fが失速ラップとなってしまったものの、鞍上の叱咤にしっかり応え1F12秒3で踏みとどまったあたりは評価できる。

【最終追い切り】レース当週も坂路単走。1週前同様、活気あふれるゆえかなりの前進気勢を感じさせたが、鞍上が外ラチに意識を向かせてしっかり制御。ラストは体調の良さを確認するようにグイグイと仕掛けられ、豪快な伸びで応えてみせた。

【見解】1週前はやや粗っぽさが目立ったが、そこで強い負荷を掛けられたことで一気にメンタルが整ってきたようだ。最終追いでは外ラチへの誘導にスッと従って速い流れのなかでも脚を溜めることに成功し、ラスト2FFは12秒0-11秒9(一杯)と1週前と打って変わって加速ラップで締めくくれていた。中3週でやや慌ただしかった前走より格段にいい状態で走れそう。勝ち負けになっていい。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。

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