16日は函館競馬場でサマー2000シリーズの2戦目にあたる函館記念(GIII、芝2000m)が開催されます。
函館競馬の名物ハンデ重賞で、1968年以降は基本的に函館芝2000mで行われ、2009年のも札幌開催。その2009年を除く2000年以降の過去データを基に、気になる騎手データを見ていきます。
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目次
■浜中俊騎手は穴メーカー
今年の函館記念に騎乗する騎手の中で、2000年以降(2009年の札幌開催を除く)騎乗経験があるのは13騎手。各騎手のデータは次の通りです。

函館記念騎手別成績(2000年以降|2009年の札幌開催を除く)
特定の騎手が活躍し続けるレースではなく、さまざまな騎手に活躍のチャンスがあることがデータからうかがえますね。
さすがに騎乗数が1鞍ないし2鞍ではサンプル不足となるため、今回は騎乗数が3鞍以上あり、連対率も優れる騎手のデータを見ていきます。
まず取り上げるのが穴メーカーぶりを発揮している浜中俊騎手。
2012年のネオヴァンドームこそ2番人気で9着でしたが、16年は13番人気ケイティープライドで2着、22年は7番人気ハヤヤッコで1着と、騎乗機会2連続で伏兵馬を連対に導きました。
ケイティープライドは稍重、ハヤヤッコは重での好走でしたから、人気薄で渋った馬場ならベタ買いでいいかもしれません。
さて、浜中俊騎手が今年の函館記念で騎乗予定なのが前日17時時点6番人気のハヤヤッコ(牡7、美浦・国枝栄厩舎)。
函館芝は土曜14時段階で重馬場。レース当日は良まで回復するか微妙な状況で、人気、条件ともに整った印象を受けます。2年連続の激走なるか注目です。
■吉田隼人騎手は“超”穴メーカー
続いて吉田隼人騎手のデータを見ていきましょう。
2013年に7番人気アンコイルドで2着、17年に14番人気タマモベストプレイで2着)、さらに20年に15番人気アドマイヤジャスタで1着と、3度の大激走がありますね。
素の数値も優秀ですが、注目は騎乗馬の所属別成績。
【吉田隼人騎手】×【関西馬】は【1.2.0.4】で連対率42.9%と、数字がさらに上昇します。単勝回収値は「1104」、複勝回収値は「487」という異次元の破壊力で、こちらもベタ買いでいいかもしれません。
そんな吉田隼人騎手が跨るのが関西馬で前日17時時点5番人気のルビーカサブランカ(牝6、栗東・須貝尚介厩舎)。
吉田隼人騎手、須貝尚介調教師、金子真人ホールディングスの組み合わせはソダシでお馴染みの勝負ライン。今年も人気以上の好走が見られても何ら不思議はありません。
■ローシャムパーク&C.ルメール騎手の評価は
最後に前日17時時点1番人気のローシャムパーク(牡4、美浦・田中博康厩舎)に騎乗予定のC.ルメール騎手のデータを見ていきます。
2017年は1番人気サトノアレスで6着、18年は1番人気トリコロールブルーで6着)、20年は2番人気レイエンダで11着、21年は1番人気カフェファラオで9着と、人気馬4頭が全て掲示板以下に負けています。
今思えばトリコロールブルー、カフェファラオは過剰人気だったかもしれませんが、データ上買える要素は一切ありませんね。
また、集計範囲を広げて、C.ルメール騎手の函館重賞成績を見ていくと、2000年以降【1.1.0.8】で連対率は20%。平均人気「2.3」に対し平均着順「8.5」で、人気と着順のバランスがどうしても優れません。
函館記念過去データ、函館重賞過去データとも優れないなら素直に切りが正解と考えます。
以上、函館記念の気になる騎手データでした。データ注目騎手は浜中俊騎手と吉田隼人騎手の2騎手です。
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著者プロフィール
伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。















