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【今週の決戦】FAでチームが入れ替わり相対する楽天・鈴木大地vsロッテ・美馬学 3年目の対決はいかに

【今週の決戦】FAでチームが入れ替わり相対する楽天・鈴木大地vsロッテ・美馬学 3年目の対決はいかに

投打が噛み合い破竹の10連勝中の首位・東北楽天ゴールデンイーグルスと、5月に入って1勝6敗と黒星先行で調子を落としている5位・千葉ロッテマリーンズとの対戦。今季の直接対決でも楽天が3勝1敗1分とリードしているが、その中で2019年オフに移籍した2人の“FA対決”に注目したい。

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■古巣相手に復調なるか

ロッテからFA移籍で楽天に加入したのが、万能内野手の鈴木大地だ。移籍後2年連続で全試合スタメン出場を続けた中、古巣・ロッテ戦では、2020年に打率.370、2021年は打率.266をマークした。迎えた加入3年目の今季はここまで通算打率.202(94打数19安打)と打撃不振が続き、ロッテ戦も12打数1安打の打率.083という状況。勢いに乗るチームの中で本来の姿を取り戻したい。

対して、楽天からロッテにFA移籍したのが、先発右腕の美馬学だ。移籍1年目に2ケタ10勝(4敗、防御率3.95)をマークするも、2年目の昨季は6勝7敗、防御率4.92と振るわず。古巣・楽天戦では、2020年が3試合1勝1敗、防御率7.88、2021年は1試合で0勝0敗、防御率1.29と、正反対の結果を残している。

そして今季はここまで計4試合に先発するも、味方の援護を欠き0勝4敗、防御率3.33。4月28日の楽天戦でも、6回2/3を9安打2失点と粘りのピッチングも黒星を喫した。ローテ通りなら今カードでも先発予定。借りを返したいところだ。

お互いがFA移籍した後の直接対決の成績を見ると、2020年が10打数6安打、2021年が3打数1安打。今季の3打数1安打を加えると、計16打数8安打の打率.500と鈴木が圧倒的優位に立っているが、果たして今回の「鈴木vs美馬」の対決はどうなるか。

どちらが「不振から脱出できるのか」という中で、両者の意地がぶつかり合う。

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記事提供:ベースボール・タイムズ
データ提供:野球DB