【セントライト記念/追い切り診断】人気一角の重賞馬に高評価「A」 「ここにまずは全力投球か」

■オニャンコポン

【中間調整】1月の京成杯で鋭い差し脚を繰り出して優勝。春のクラシック本番は皐月賞6着、日本ダービー8着と勝ち負けにならなかったが、いずれも道中の不利や進路を探す場面があり、着順ほど力の差はなかったはずだ。その後、夏場は休養に充て、早い段階で秋はセントライト記念から始動することを表明。予定通り8月19日に美浦へ戻っている。25日の初時計では小島師が騎乗し、さっそく2歳新馬2頭を相手に3頭併せ。貫禄の違いで追走併入を果たしており、牧場でのケアはよほど順調だったようだ。以降ウッドと坂路を併用し、入念な調整が進む。9月8日の1週前追いには菅原明騎手が騎乗し、ウッドで2頭を追う3頭併せ。直線半ばで抜け出すと、鞍上が気を抜かさないようしっかり追い、それぞれに4馬身差を大きく先着した。

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【最終追い切り】レース当週は小島師が騎乗し、ウッド併せ馬。相手にコーナーワークで取り付くとギアが上がり切らない相手をかわいがるように併走。最後の最後で指揮官が軽くゴーサインを送ると、機敏な反応を示し、半馬身抜け出してのフィニッシュを果たしている。

【見解】時計面はそこまで派手ではないが、本数は十分過ぎるほど。気持ちが入り過ぎないよう、負荷よりは調教量を重視してしっかり仕上げられている。落ち着きがあり、仕掛けられての脚捌きは軽快。菊花賞や天皇賞・秋でどうこうなる雰囲気は残念ながらなく、ベスト条件に近いここにまずは全力投球か。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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