Advertisement

【安田記念/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”前後の刺客 「前走内容は激走の布石」

 

【安田記念/穴ライズ】単勝オッズ“20倍”前後の刺客 「前走内容は激走の布石」

■ガイアフォース

キャリア初のマイル戦となった前走のマイラーズCは、中団馬群の中で脚を溜めると、外に持ち出された直線でジリジリと伸びてシュネルマイスターの2着に好走。瞬発力の差が出た形となったが、マイル重賞の常連ソウルラッシュに先着していることや、いきなりマイルのペースに対応するセンスの高さ、そして直線の進路取りでほんのわずかながらロスがあったことを思えば、勝ち馬とは互角以上の内容だった。マイル適性は高い。

◆【安田記念2023予想/データ攻略】勝率“8割”で信頼度上昇 不動のマイル王へ変わり身に期待

デビュー戦では、のちにダービーを勝つことになるドウデュースのクビ差2着に奮闘すると、セントライト記念でのちの菊花賞馬アスクビクターモアを下すなど、世代上位の走りを続けてきたガイアフォース。菊花賞、そして今年初戦のアメリカJCCこそ結果が出なかったが、すでにポテンシャルの高さは実証済みだ。素質の高さを考えれば、このままマイル路線を席捲するまである。

前回で一度早い流れを経験したので、道中のペースに慣れが見込めるうえに、追走もいくらか楽になりそう。さらに操縦性の高い馬なので、出入りの激しい競馬になっても問題のないクチだ。トビが大きいので極端な道悪は割引きかもしれないが、馬場が乾いて適度に時計がかかると面白い存在。前走内容は激走の布石と見た。

◆【安田記念2023予想/追い切り診断】ソダシを上回る「A」の高評価 「パワーを推進力へスムーズに変換できている」

▼その他、穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】前日“10人気”以上の盲点 「この人気落ちは妙味たっぷり」

◆【穴馬アナライズVol.3】想定“8人気”前後の伏兵 「昨年惨敗は度外視の一戦」

◆【危険な人気馬】GI連勝を狙う有力馬は“消し”  実績不足で「優勝条件を満たしていない」

安田記念2023予想コラム一覧

▼追い切り診断
◆【追い切り診断】シュネルマイスターを上回る「S」の最高評価 「自分の走りに集中し文句なし」

Advertisement


◆【追い切り診断】ソダシを上回る「A」の高評価 「パワーを推進力へスムーズに変換できている」

◆【追い切り診断】GI馬にまさかの低評価「B」 「良くも悪くも“大人になった”感が…」

◆【追い切り診断】GI未勝利馬に高評価「A」 「段階を踏んで状態アップに成功」

▼データ攻略
◆【データ攻略】前走快勝の上位人気に「2.1.1.0」 百戦錬磨のGI馬に勝機到来

◆【データ攻略】勝率“8割”で信頼度上昇 不動のマイル王へ変わり身に期待

◆【データ攻略】ジャックドール参戦で穴妙味は十分 「勝率100%」が想定“10人気”以下に

◆【データ攻略】想定2桁オッズに勝率“75%” GI激走馬に共通する「逃げ切り勝ち」

Advertisement


◆【WIN5予想】メインは“ソダシを超えた”厳選一点突破 WIN4は想定“2桁”含め高配当狙い

▼騎手データ
◆【騎手データ】セリフォス・レーンは“押さえ”評価 軸候補は「馬券内率100%」条件の2騎

▼血統傾向
◆【血統傾向】牡馬混合で輝く配合に妙味 単回収値「194」に上昇で激走の予感

◆【血統傾向】想定オッズ“2桁”にGI2勝目の気配 「4.0.2.4」に更なる上積みを期待

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】前年覇者は勝率“0%”の8枠に 3年連続優勝の好枠にシュネルマイスターが入る

◆【前走ローテ】GI組が最多5勝も前走・ヴィクトリアM組が優勢か ソングライン連覇に追い風

◆【脚質傾向】セリフォスやシャンパンカラーに“黄信号” 4角7番手以下の「一手先」に警戒

◆【人気傾向】馬券内率“80%”の1人気はオッズ次第で“100%”に上昇 伏兵の「下剋上」に警戒

著者プロフィール

山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。