12月3日に中京競馬場で行われる第24回チャンピオンズC(GI、ダ1800m)のデータを紹介する。
安定した先行力でGI2勝のレモンポップ、2021年の勝ち馬・テーオーケインズ、破竹の無敗5連勝で全戦上がり最速をマークするセラフィックコール、中団から鋭く差し脚を使うハギノアレグリアスらが集結。
ここでは過去10年のうち中京開催となった2014年以降のデータから予想のヒントになる「脚質傾向」を分析していく。
◆【チャンピオンズカップ2023特集】「人気2騎の評価は真っ二つ」追い切り、枠順、予想オッズ、過去10年データetc. 予想に役立つ馬券攻略ガイド
目次
■基本先行馬も今年は差し追い込みが台頭か
2014年以降、逃げ【0.0.3.7】、先行【4.4.4.22】、差し【3.2.1.44】、後方【2.3.1.41】。先行馬が勝率11.8%、複勝率35.3%と軸向き。前が残りやすい中京らしく2頭以上が好走した年は5回、全滅した年はコパノリッキーが逃げてハイペースとなった2015年のみだ。基本的には極端なペースにはなりづらく、前々で運べる馬を中心としていい。距離さえクリアできればレモンポップの安定感は抜群。ほか、テーオーケインズはじめアイコンテーラーやグロリアムンディあたりも渋太い。
ただし、今年は逃げ馬多数で、有力候補のレモンポップは先行馬と前掛かりの展開は十分考えられる。
先行争いが激しくテン2F10秒台を計時した2015~17年を見てみると、後方から末脚を伸ばした馬が台頭している。2015年は1000m通過も60秒2と速いペースになり、中団から差したサンビスタが勝利し、2~4着馬が4角13番手以下とズブズブ決着。2016年は1000m通過60秒6で勝ち馬は後方から上がり最速をマークしたサウンドトゥルー、2、3着は中団より前で粘り込んだ2頭。2017年は1000m通過61秒6と途中ひと息入り前が残る流れになったものの、勝ち馬は後方から先行各馬を飲み込んだゴールドドリームだった。
中団以下から運ぶ馬も5勝2着5回と、実数としては上。勝ち馬という点では後方勢にチャンスが向く可能性はあり、今年のメンバーならメイショウハリオ、セラフィックコール、ハギノアレグリアスらの一発に警戒したい。
チャンピオンズカップ2023 予想コラム一覧
馬券攻略ガイド
【特集】「人気2騎の評価は真っ二つ」追い切り、枠順、予想オッズ、過去10年データetc.
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12/2~3 重賞全頭診断
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文●SPREAD編集部