ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手は11日(日本時間12日)、本拠地でのロイヤルズ戦に「3番・中堅」で先発出場。3打数1安打に終わり、これで15戦ノーアーチとなった。現在51本塁打を放ち、メジャー全体1位に立っているが、ここに来てペースが急速に落ちている。試合は延長11回、ヤンキースが4-3でサヨナラ勝ちを収めた。
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■ソーサ、マグワイアに続けるか
MLB公式サイトのサラ・ラングス記者は試合後、同サイトに記事を掲載。「彼(ジャッジ)はまだMVP級のシーズンを送っているが、このヤンキースの主将は15試合連続で本塁打を放っていない。これは彼のキャリアにおいて、ワーストタイの記録だ。前回の本塁打は8月25日にコロラド(ロッキーズ戦)で2発(50、51号)打った時までさかのぼる必要がある」と記した。
51号を放った時点では年間63本ペースだったが、146試合を消化した現在は56本ペースにダウンしており、急ブレーキがかかっている状態だ。
62本を放ち、ア・リーグのシーズン本塁打記録を更新した2022年は、146試合で59本塁打をマークしていた。
シーズン60発以上を複数回記録した選手はメジャー史上2人だけ。ジャッジはサミー・ソーサ(3回)とマーク・マグワイア(2回)に続き3人目の選手となれるか、注目が集まっている。
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