22日、第69回有馬記念(GI、芝2500m)が中山競馬場で行われる。
今年は、ゼンノロブロイ以来の秋古馬三冠制覇に王手をかけるドウデュース、菊花賞馬アーバンシック、ダービー馬ダノンデサイル、さらに古馬からは昨年2着のスターズオンアース、エリザベス女王杯を制したスタニングローズ、海外で活躍を続けるシャフリヤールら10頭のGIホースなどが暮れの大一番に集結。
ここでは過去10年のデータから「配当傾向」を分析して、レース傾向および“儲かる買い方”をジャッジする。
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目次
■1+2人気ワンツーは1回、3人気以内同士も3回
過去10年、1番人気が【5.1.1.3】で馬券外に沈んだのは2015年のゴールドシップ(8着)、19年のアーモンドアイ(9着)、昨年のジャスティンパレス(4着)。ジャスティンパレスは展開不向き、ゴールドシップは8枠スタートに加えて展開不向き、アーモンドアイは中山実績なしで振り返れば適性外だった点が敗因に挙げられる。
2、3番人気とも複勝率50.0%で、10回中8回において馬券に絡んでいる。1+2人気のワンツー決着は1回、1+3人気が1回、2+3人気が1回と、1~3番人気でのワンツー決着は3回のみ。3頭全て5番人気以内で決まった年も3回のみで、1番人気が連対した6回中3回は6番人気以下が連絡みしており、意外と人気馬同士では決まっていない。
馬連の平均配当は4012円で、万馬券が2回、3桁配当が2回、10~30倍台が5回と、このあたりが中央値。馬単は6328円で、馬連の平均配当に対して1.58倍。馬連配当の2倍以上ついた3回中2回が3番人気以内のワンツー決着だった。3連複の平均配当は6907円。3番人気以内が複数好走した年が10回中7回あるため、配当は落ち着いており、馬単の平均配当に対して1.09倍。馬単の払い戻しよりも下回った年は3回もある。3連単の平均配当は4万1471円で、十万馬券が2回、4桁配当が3回ある。
1人気+伏兵の場合は「馬連」に張るだけで十分ではあるが、3連複を買うより「馬単」での積み増しの方が賢い。または「馬連」+「3連単」か、「少点数の3連複」のみの勝負が高回収率を見込めそう。
■底力がある産駒に警戒
想定1番人気で秋古馬三冠に王手をかけるドウデュースは、規格外の強さで2連勝中。コース適性も昨年証明済みだ。枠と展開によって不利を強いられやすい脚質である点は否めないものの、昨年に続いて出走する馬がドウデュースを除いて4頭、その他ジャパンCで下した相手が4頭と、ほとんどの馬と勝負付けが済んでいる。相手関係を考慮すると逆らいにくい。
1着は3番人気以内が8勝と断然も、5~9番人気は【1.6.2.41】、連対7回を記録する。中でも好走が目立つのは父ロベルト系【1.1.0.2】、キングマンボ系【0.2.1.8】、ディープインパクト系を除くサンデーサイレンス系【0.2.1.11】。このうち、前走が国内GI・GIIで5着以内または5番人気以内の馬が【1.4.2.13】。さらに2000m以上のGI連対実績のある馬であれば【0.4.2.7】複勝率46.2%、複勝回収値153をマークする。底力はもちろん、近年の中山馬場なら速い時計も求められ、そういった実績馬が伏兵止まりなら狙いが立つ。
宝塚記念3着の実績を持つロードカナロア産駒・ベラジオオペラ、エリザベス女王杯を制してラストランを迎えるキングカメハメハ産駒のスタニングローズは妙味あり。父キングマンボ系は出走がある2000年以降いまだ勝利はないものの、4歳以下が【0.5.2.11】複勝率38.9%、複勝回収値201と優秀。昨年に続いて今年も先行勢が少なく、前述2頭は展開利が見込め2列目筆頭候補。
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◆著者プロフィール
シャト美(しゃとみ)
馬とお酒をこよなく愛する競馬女子。シャト美の由来は、強さと美しさを兼ね備えた名馬タイキシャトルより。馬券は無駄な買い目を削ぎ落とし、少点数の馬連、馬単、ワイドがメイン。現在はUMAJIN内『競馬サロン』にて予想コラム、『SPREAD』では、シビアに馬券と向き合う「高配当メソッド」を執筆中。















