【MLB】ベッツの相方“筆頭候補”は米挑戦1年目の韓国逸材? ド軍のカギ握る二遊間、現地メディアがオプションに挙げたのは……

 

Y.Imoto/SPREAD編集部

【MLB】ベッツの相方“筆頭候補”は米挑戦1年目の韓国逸材? ド軍のカギ握る二遊間、現地メディアがオプションに挙げたのは……
ムーキー・ベッツ、キム・へソン(C)ロイター、Getty Images

ドジャースは2025年シーズンでは球団史上初の2年連続世界一を狙う。11日(日本時間12日)にはバッテリー組がキャンプインしており、新たに迎えるシーズンに向けて準備を進めていくことになる。

そんななか、2025年のドジャースのカギを握るのが「二遊間」。入れ替わりも見られた現状について現地メディアが言及している。

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■充実の陣容が揃う外野手

ドジャースは昨年32本塁打を放ったテオスカー・ヘルナンデスと再契約し、ジャイアンツからフリーエージェント(FA)で通算167本塁打のマイケル・コンフォートも確保。強打の外野手を揃えたなか、内野の陣容にも注目が集まっている。

今季のドジャースで遊撃を務めるのがムーキー・ベッツ内野手で、昨季はシーズン序盤に同ポジションを守ったが骨折で離脱した。復帰後はゴールドグラブ賞6度の実績を誇る右翼手としてプレーした32歳が再び内野の一角を占めるとされる。

地元メディア『ドジャース・ネーション』も「ドジャースの春季トレーニングで注目すべき7つのストーリー」と題した記事のなかで、「ムーキー・ベッツの遊撃手への復帰」を挙げており、「ロサンゼルスは2025年にベッツを遊撃手としてもう1度起用し、オールスターに8度選出された彼にリベンジのチャンスを与える」と再コンバートについて記している。

また、二塁のポジションも昨季レギュラーを張ったギャビン・ラックス内野手をレッズへトレードしており、新たな主力が求められるなか、注目は韓国のプロ野球キウムからポスティングシステムで加入したキム・ヘソン内野手。韓国では2021年から4年連続のKBOゴールドグラブ賞に輝いた守備をメジャーの舞台で発揮できるかが焦点となる。

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『ドジャース・ネーション』も「二塁は誰が守るのか?」と注目トピックとして触れており、「韓国からのフリーエージェントであるキムは二塁手を務める可能性が高い」と現状の一番手に指名。一方で、「外野手のクリス・テイラーとトミー・エドマンもオプションとして用意されている」とユーティリティプレイヤーの2選手も候補として考えられるとしている。

MLB公式が発表している先発予想でもベッツが「2番遊撃」、キム・ヘソンが「9番二塁」で名を連ねている。はたして、再コンバートのベッツと韓国から海を渡った26歳の逸材が二遊間でコンビ結成となるのか。

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