今季ドジャースに加入したカービー・イエーツ投手が18日(日本時間19日)、米メディアの取材に応じ、新たに同僚となった佐々木朗希投手について語った。
イエーツは2017年から20年までパドレスに所属。野茂英雄氏からスプリットのアドバイス受けたことを明かすと、佐々木の投球に関して私見を述べた。
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■パドレス時代、スプリットのアドバイス貰う
イエーツは同日、米メディア『ドジャース・ネーション』の取材冒頭で入団理由を聞かれると「正直なところ、あまり悩む必要はなかったよ。勝利を目指しているチームに行きたいと常に思っていたし、今のドジャースほどそれにこだわっているチームはないんじゃないか」と、率直な気持ちを明かした。
また、スプリットを決め球とするイエーツにとって佐々木の投球はどのように映ったかを問われると、「見ました、あれは凄いね。僕のスプリッターとはタイプが違っていて、すごく大きく変化するのが特徴的。サンディエゴにいた頃、野茂さんがスプリッターのアドバイスをくれたのですが、それを見ていると佐々木のボールは野茂さんに近いように感じました。本当に素晴らしい球だね」と、賛辞を贈った。
現在37歳のイエーツは昨季、レンジャーズで61試合に登板。7勝2敗、防御率1.17と抜群の安定感を誇った。フォーシームとスプリットのほぼ2球種で打者を抑える本格派タイプで、ドジャースでは試合終盤の勝ちパターンで起用されると見られている。今季は佐々木、イエーツのリレーも多く見られそうだ。
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