公式放送局の『MLBネットワーク』は13日(日本時間14日)、現役選手ランキングのトップ10を発表し、1位にはドジャースの大谷翔平投手が選出されている。
そして、2位に選ばれたのがヤンキースで猛威を振るったアーロン・ジャッジ外野手。昨季メジャー最強スラッガーに君臨した32歳も高い評価を受けている。
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■複数項目でメジャー首位を記録
ジャッジは2024年シーズンに打率.322、58本塁打、144打点、OPS1.159を記録し、本塁打、打点、OPSは大谷をしのぐメジャー全体トップの数字。ア・リーグで満票MVPに輝く圧巻の活躍を見せた。
毎年恒例の『MLBネットワーク』が選出するトップ100のランキングで2位に入ったジャッジに対して、公式サイトの寸評では「2022年シーズンに62本を放ち、ア・リーグのシーズン最多本塁打記録を樹立したジャッジは、2024年さらに総合的に優れた成績を残した」と2年前からの進化に言及。打率、出塁率、長打率、四球の数などで数字を向上させたと記している。
また、記事内では「野球界でオオタニは最もオールラウンドな選手かもしれない」と1位の大谷の幅広い能力に触れつつ、「最も恐れられている打者は間違いなくジャッジだ」と打者としての現役最強はヤンキースの主砲であると分析している。
2024年は世界一こそドジャースに許したものの、ヤンキースの一員としてワールドシリーズにも出場したジャッジ。今季は右翼手へのコンバートも伝えられているなか、25年シーズンも引き続きその猛打を見せつけるのか。
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