第42回フェブラリーS(23日/GI、東京ダ1600m)には、昨年の覇者ペプチドナイル、前哨戦の根岸Sを制したコスタノヴァ、昨年の武蔵野S覇者エンペラーワケアなどが出走予定。
本記事では、出走各馬の追い切りを診断し、高評価の有力馬や穴馬をピックアップ。ここでは「ペプチドナイル」を取り上げる。
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■ペプチドナイル
前走のラストの止まり方を見るとダート1800メートルは気持ち長いのだろう。とはいえ、あのレモンポップを負かしに動いての結果なのだから、悲観する必要など一切あるまい。むしろ、立派になったものである。昨年のフェブラリーSを制してからと言うもの、まるで別馬のようではないか。
調教でもレースでも折り合いに一苦労、一時期は暴走特急と化していたのに……。それが、今や道中は溜めを効かせるべくフワッと進められ、いざ仕掛ければ素軽いフットワークで伸びてくるのが当たり前という調教上手の一頭として認知されつつあるのだから変われば変わるもの。もちろん、ここまで丁寧に折り合い面の教育を行ってきたからこその現在ではあろう。とはいえ、それでもトリガーとなったのは間違いなく大舞台での成功体験。あの11番人気での快勝こそが同馬を一気に常識がからせたのである。
あれから一年、思い出の舞台へと連覇をかけて出走する今回だが、やはり陣営も力が入っているのか、乗り込みは非常に熱心。1週前にはバキバキに攻めて坂路の自己ベスト4F50秒4をマークさせてくるのだからよっぽど。それでいて夢中にならず、メリハリを効かせて動けるのが今の完成した同馬。デキに抜かりなし。連覇も十分。
総合評価「A」
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