自国開催のラグビーワールドカップ(W杯)で史上初のベスト8進出を決めた日本代表。
10月20日に行われる南アフリカ代表との準々決勝を前に、堀江翔太選手とジェイミー・ジョセフHC(ヘッドコーチ)は宿舎でも真剣勝負に臨んだ。
16日、日本代表の中村亮土選手がTwitterを更新。堀江選手とジョセフHCが『たたいてかぶってジャンケンポン』を行う動画を掲載した。
雰囲気◎
今週もいい準備をします。#ONETEAM pic.twitter.com/XMmkSujUdg— 中村 亮土 (@ryoto1010) October 16, 2019
堀江翔太とジョセフHCの真剣勝負
『たたいてかぶってジャンケンポン』は、ふたりの間にヘルメットとピコピコハンマーを置いてジャンケンを行い、勝った方がハンマーを手に取って相手の頭を攻撃、負けた方はヘルメットで防御するというゲームだ。先に相手の頭を叩いた方がゲームの勝者になる。
堀江選手とジョセフHCの対決では「最初はグー」からジャンケンが始まる。1手目は『あいこ』だったが、結果を勘違いしたジョセフHCの手が机上のアイテムに伸び、勝負の行方を見守る選手たちからは笑い声が漏れた。
その後はお互いに1回ずつジャンケンを制しハンマーに手を伸ばすが、両者とも攻撃を防いで決着ならず。
力んだジョセフHCの手からハンマーがすっぽ抜けるシーンには、姫野和樹選手も「ジェイミーの叩く勢いやばすぎ」と泣き笑いの絵文字つきでコメントした。
????????????笑
ジェイミーの叩く勢いやばすぎ????笑 https://t.co/WjzNIe3VHJ— 姫野和樹 (@teikyo_8) October 16, 2019
続けて中村選手は「決着」と題した動画も投稿。こちらでは初手のジャンケンで堀江選手が勝利。すかさずハンマーを取りにいった堀江選手に対し、ジョセフHCは反応が遅れ、攻撃を受けてしまった。
— 中村 亮土 (@ryoto1010) October 16, 2019
両手を挙げて勝利をアピールする堀江選手。一方のジョセフHCは悔しそうに苦笑いしていた。
大一番を前にしても「抜くときは抜く」オンオフの切り替えができている日本代表。明るいチームの雰囲気にファンからも多くのコメントが届いている。
- 試合とのオンオフがすごすぎて笑いました
- 皆んなで1つの事に集中して楽しんでやっぱり ONE TEAMですね
- 一家団欒ですね。ジェイミーの悔しそうな顔(笑)
ジャンケンにも現れる日本代表の強さ
『たたいてかぶってジャンケンポン』について日本代表のサイモン・ジョーンズコーチは、レクリエーションの一環にとどまらず、日本代表の特性をよく表すゲームであると、英国の『デイリー・メール』に語った。
ジョーンズコーチが日本代表を見ていく中で気付いた特性は、その反応速度の速さだったという。
「彼らは手と目を使った日本のクールなゲームをたくさんプレーします。ジャンケンポンというゲームです。負けたらヘルメットを手に取って頭を覆い、対戦相手がプラスチックのボトルで頭をたたきます。彼らがプレーする速度は驚異的です」
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