【ボクシング】42歳パッキャオ、2年ぶり復帰戦の行方は…急遽対戦のウガスは“遅咲きの実力者”

 

【ボクシング】42歳パッキャオ、2年ぶり復帰戦の行方は…急遽対戦のウガスは“遅咲きの実力者”
マニー・パッキャオ(左)とヨルデニス・ウガス(右)(2021年8月19日)(C)Getty Images

■拳を信じて突き進んできた両者、勝負の行方は…

一方、約2年のブランクがあるパッキャオは、7月初めにロサンゼルスに入り、トレーナーのフレディ・ローチと共に調整を積んできた。公開された動画を見る限りスピーディーで、42歳の年齢を感じさせるものではない。

最後に試合の予想だが、この相手ならパッキャオがベルトを取り戻すとみる。今までの戦ってきた相手に比べれば、一発の怖さはない。距離を詰めて強い左ストレートを叩き込むはずだ。願わくば、この試合をステップにキャンセルとなってしまったスペンスとの対戦を実現させ、ボクサーとしてのキャリアを最強と呼ばれる相手で完結してほしい。

パッキャオとウガスは、国は違えど自分の拳を信じて貧民街から抜け出してきたという共通点がある。ウガスにとってはまさにヒーローだ。「偉大なるパッキャオと戦えることを光栄に思う。心の底から彼を尊敬している」とコメントしている。レジェンドに胸を借りるつもりで、思い切りのいいボクシングを期待したい。

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著者プロフィール

牧野森太郎●フリーライター

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ライフスタイル誌、アウトドア誌の編集長を経て、執筆活動を続ける。キャンピングカーでアメリカの国立公園を訪ねるのがライフワーク。著書に「アメリカ国立公園 絶景・大自然の旅」「森の聖人 ソローとミューアの言葉 自分自身を生きるには」(ともに産業編集センター)がある。デルタ航空機内誌「sky」に掲載された「カリフォルニア・ロングトレイル」が、2020年「カリフォルニア・メディア・アンバサダー大賞 スポーツ部門」の最優秀賞を受賞。

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