【毎日王冠/追い切りジャッジ】最高評価「S」は前走以上の気配にある実力馬 「体調面にまったく不安がない」

■ダノンキングリー

【中間調整】体調不良からの回復を待ったこともあり、前走の安田記念は7カ月ぶりの一戦。さすがに半信半疑で8番人気という評価だったが、直線では外を鋭く伸び女王グランアレグリアを差し切って、待望のGI勝ちを果たしている。その後、秋は国内専念で毎日王冠から天皇賞という路線を敷き、8月20日と比較的早い段階で美浦に戻っている。しばらくは速い時計を出さず、じっくりと立ち上げ9月8日にウッドで3F37秒8-1F11秒2(馬なり)をマークしたのが初時計。さっそく前向きな走りで、リフレッシュ効果の大きさをアピールしている。以降、1週前までウッドだけで速い時計。2週前、1週前追いの併せ馬でしっかり負荷を掛けてやり、レースに向けていい気合いを注入することができた。

◆【毎日王冠2021予想/追い切りジャッジ】シュネルマイスターに辛口「B」評価 肉体的な成長と調整量は十分も「割り引きたい点が……」

【最終追い切り】最終追いは前走同様、疲れを残さないようダートコースでの併せ馬。この馬にとっては帰厩以来初めてのダートでの速い時計だったが、高回転でスムーズに加速。相手に取り付いてからは引っ張り切りの手応えで相手を圧倒し、楽々併入に持ち込んだ。

【見解】前走時は中間にその時その時の判断で坂路、ポリ、ダートと体調面に気を使いながら追うコースを替え、苦心の調整だった。今回は最終追い以外ウッドオンリーで、体調面にまったく不安のないことの証だろう。1週前の時点で万全に仕上がっており、負荷はもう十分と判断したか、最終追いは前回同様、気分良く走れるダートで行えたのもいい。間違いなく前走以上の気配にあり、文句なしのデキで走れる。

総合評価「S」

◆【毎日王冠2021予想/追い切りジャッジ】闘志に点火した穴馬 レースまでに良化の雰囲気で高評価「A」

◆【毎日王冠2021予想/追い切りジャッジ】前走惜敗の有力馬に「A」の高評価 夏を越して全体的な底上げで本格化へ

毎日王冠2021・京都大賞典2021予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【京都大賞典/穴馬アナライズ】前日オッズ10倍以上の伏兵馬 実績上位で「馬券圏内も十分あり得る」

◆【京都大賞典/穴馬アナライズ】得意の舞台で輝く人気の盲点 相性抜群の「血統」で今年も高配当演出へ

◆【京都大賞典/穴馬アナライズ】波乱の立役者は前走大敗の伏兵 乗り慣れた鞍上で巻き返しに期待

▼データ予想
◆【毎日王冠】秋の異種格闘技戦 注目すべきは「血統」と「距離」で連対率100%を誇るあの馬

◆【毎日王冠】狙うは「人気薄3着」のヒモ荒れ 注目は東京への舞台替わりがプラスに働く穴馬

◆【毎日王冠/騎手データ】高い馬券内率を誇る3騎手のボックス推奨 勝率33%→50%の“爆跳ね”条件にも着目

▼危険な人気馬
◆【毎日王冠】「最強3歳世代」には明と暗あり 天皇賞秋への前哨戦で「買うべきではない」一頭とは

◆【京都大賞典】“コントレイル世代”は強いのか ジャパンカップに繋がる一戦で「買うべきではない」一頭とは

▼その他、データ傾向

◆【毎日王冠/脚質傾向】GI馬の始動戦は波乱の様相か 馬券的中のヒントは「逃げ馬」を見つける事

◆【毎日王冠/前走ローテ】「エプソムC組」が最多6連対も該当馬なし、距離別成績から見えてくるものとは

◆【毎日王冠/枠順】2強が入った枠は「過去10年勝利なし」の高い壁 注目は複勝率42.1%を誇る「6枠」

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします