2日に中山競馬場で行われる第54回・ダービー卿CT(GIII、芝1600m)の過去10年データを紹介する。
同コースの京成杯AHを昨年優勝しているカテドラル、前走・京都金杯を制したザダル、2連勝でオープン入りし重賞初勝利を目指すリフレイムらが出走予定だ。
ここでは予想のヒントになる「枠順・騎手データ」を分析していく。
◆【ダービー卿チャレンジトロフィー2022/前走ローテ】動く過去10年データグラフから読み解く狙うべき馬とは
◆【ダービー卿チャレンジトロフィー2022/人気傾向】過去10年のグラフデータから読み解く狙うべき馬とは
■枠順傾向・騎手別成績
※グラフが表示されない場合はこちら
最多4勝の5枠には、サトノフェイバーとダーリントンホールが入った。過去の5枠優勝馬はいずれも前走で連対していた馬であり、今回、ダーリントンホールは前走・洛陽Sで2着の連対歴がある。複勝率30.0%と中山の重賞レースを得意とする鞍上・横山武史騎手を含め、同馬には注目したい。
また、同舞台で2勝をマークしているのはギルデッドミラーに騎乗する石橋脩騎手だが、これを上回る同コースの重賞で最多6勝を挙げているのはカテドラルに騎乗する戸崎圭太騎手。とくに同騎手が同コースの重賞で1番人気に推された時は、過去10年間で【2-2-0-1】と連対率80.0%を誇る。
当日、カテドラルが1番人気になるようであれば、軸として信頼したいところだ。
大阪杯2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【S評価】人気の一角に文句なしの「S」評価 前走から「高いレベルで好調キープ」
◆【A評価】前走よりも上の状態で「A」評価 「逆転の可能性は十分ある」
◆【A評価】エフフォーリアを上回る「A」評価 絶品の切れで「好勝負に持ち込める」
◆【B評価】エフフォーリアにまさかの「B」評価 「万全」と言い切れない理由とは
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】2強に“死角”は存在するのか、連対率「66.6%」vs.「100%」
◆【データ攻略-後編】馬券内率「100%」の得意条件 大駆け期待の候補とは
▼穴馬予想
◆【危険な人気馬】ジャックドールは“消し”評価 「今回は歓迎材料とはならず」
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】】2強に“明暗” エフフォーリアの3枠は過去3連対も、ジャックドールの2枠は…
◆【血統傾向】距離延長で一変、単回収値「384%」の配合 クロフネの血を持つ差し馬に一発の可能性
◆【脚質傾向】逃げ・先行が優勢も、ジャックドールの存在がもたらす「差しの台頭」
◆【前走ローテ】有馬記念より金鯱賞が上 エフフォーリアvsジャックドールのゆくえ
◆【人気傾向】上位人気を信頼も、1・2番人気のワンツーはなし 狙いは4番人気
文・SPREAD編集部