■ラブパイロー
昨年11月のカトレア賞15着以来、久々のダート挑戦となった前走の関東オークスでは、果敢に逃げて5番人気2着。グランブリッジの末脚にこそ屈したものの、南関二冠牝馬スピーディキックにはしっかり先着を果たすなど、牝馬ダート路線ではトップクラスの走りを見せている。
◆【レパードステークス2022予想/データ攻略-後編】連対率「100%」が強力後押しする“惑星” 波乱の使者の資格は十分
3歳春はクラシックを目標としたローテーションが組まれており、3月には1勝クラスのミモザ賞で逃げ切り勝ち。ただ、ややスピードが足りないところもあり、現状はダートの方が良さそう。新潟ダート1800mは新馬戦で3着、未勝利戦で4着と実績があり、この馬の真価を発揮できる舞台と言っていい。
バテない強みを生かすため今回も逃げたいところ。そう言った意味では、周りの出方を見ながら進められそうなこの枠はプラスだ。このレースでは過去、逃げた馬がたびたび波乱を起こしており、昨年は6番人気のレプンカムイが3着、2018年には5番人気のグリムが勝利している。今年はラブパイローが逃げ粘って高配当を演出する。
▼その他、穴馬予想
◆【レパードステークス2022予想/穴馬アナライズVol.1】想定“8人気前後”の伏兵 「このメンバーなら地力は上位」
◆【レパードステークス2022予想/穴馬アナライズVol.2】単勝オッズ“2桁”の盲点 「妙味十分で積極的に買い」
◆【レパードステークス2022予想/危険な人気馬】スピード能力高い人気馬は“消し”評価 「4角で後退していくケースも」
レパードステークス2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】タイセイドレフォンを上回る最高評価「S」 気配上昇で「目下絶好調」
◆【追い切り診断】「A」評価は人気一角の有力馬 高値安定状態で「伸び脚自体は力強い」
◆【追い切り診断】「地力はトップクラス」も気持ちが乗っていない 想定1人気に不満の「B」評価
◆【追い切り診断】伏兵にホウオウルーレットと並ぶ「A」の高評価 「抜群の集中ぶり」で通用の気配
▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ホウオウルーレットに「0%」の不安要素 ビックネームに並ぶ有力馬とは
◆【データ攻略-後編】連対率「100%」が強力後押しする“惑星” 波乱の使者の資格は十分
◆【エルムステークス&レパードステークス2022予想/騎手データ】北の大地は大ブレイク中の騎手に熱視線 新潟は「連対率50%」のジョッキーに注目
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】タイセイドレフォンは2年連続3着の2枠 人気一角は条件合致で“100%”の好枠に
◆【血統傾向】想定2桁人気の爆穴に条件合致 単回収値「290」に“大幅上昇”
◆【脚質傾向】有力馬に“不安”材料 狙いは単回収値「153」の差し
◆【前走ローテ】中心視はJDD組のハピ 古馬条件戦“圧勝”の3騎も侮れず
▼UMAJINチャンネル「必勝!岡井塾-レパードS編」
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。