【新潟記念/追い切り診断】攻め気配は上々の有力馬に最高評価「S」 「勝負気配の高さを物語る」

■ヒートオンビート

【中間調整】3月のGII・日経賞では勝ち馬タイトルホルダーにクビ+クビ差の3着。春の天皇賞ではさすがにそのタイトルホルダーに水を開けられたが、GIで掲示板確保の4着なら大威張りできる。長い距離もこなせるがベストは2000m。夏はサマー2000シリーズで2戦走るのは早い段階から織り込み済みで、前走七夕賞での2着後、状態に問題ないことから即座に新潟記念への転戦が決定している。短期放牧を挟んで8月頭に栗東へ帰厩。7日に初時計として坂路15-15を出して以降、坂路とコースを併用する順調な調整が進んでいる。24日にCW併せ馬では遅れ入線に終わったものの、先着された相手は凱旋門賞を目指すドウデュースなら致し方なし。6F全体で80秒を切るいい動きができており、攻め気配は上々だ。

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【最終追い切り】1週前に十分過ぎる負荷を掛けられており、レース当週は微調整程度で大丈夫。疲れを残さないようポリトラック単走の最終追いとなった。序盤はリラックスし、いい意味で“遊び”を感じさせ、ラストは強い扶助がなくとも馬自ら気持ちを乗せ、鋭く加速。

【見解】先週の遅れ入線はむしろ食い下がれたことを評価すべきで、時計面も申し分ない。そこでハードに追われた効果はてきめんで、体の柔軟さや走ることへのモチベーションがグンとアップした印象。前走は坂路最終追いでも好走できていたが、やはりGIIで3着、GIで4着に入った際のポリトラック最終追いに戻してきたのは前走以上の勝負気配の高さを物語る。ここで勝てばサマー2000シリーズ優勝が確定。重賞初制覇は目前だ。

総合評価「S」

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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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