【新潟記念/追い切り診断】最終追いでの伸びに貫禄も「B」の低評価 実力上位の人気馬とは

 

【新潟記念/追い切り診断】最終追いでの伸びに貫禄も「B」の低評価 実力上位の人気馬とは

■サンレイポケット

【中間調整】重賞タイトルは昨年5月の新潟大賞典のみだが、昨年秋に天皇賞・秋、ジャパンCと国内屈指のハイレベルレースで連続4着。力量はここに入ればトップクラスだ。近2走は鳴尾記念で3着、函館記念で5着。夏3戦目としては札幌記念が本線だったようだが、相手関係とコースの走りやすさを考え新潟記念へ目標を切り替え臨んでくる。前走後は函館に滞在して調整を続けていたが、目標切り替えに伴い8月半ばに栗東へ移動済み。8月19日に坂路で流し、24日に鮫島克駿騎手が跨がったCW1週前追いではデビュー前の新馬とはいえ、併走相手を突き放して先着した。目立った疲れはなさそうだ。

◆【新潟記念2022予想/穴馬アナライズVol.2】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 噛み合えば「波乱の使者となる資格あり」

【新潟記念/穴ライズ】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 噛み合えば「波乱の使者となる資格あり」

【新潟記念/穴ライズ】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 噛み合えば「波乱の使者となる資格あり」

【最終追い切り】1週前追いでいい負荷が掛かっており、レース当週は坂路単走で脚慣らし程度の内容。序盤はやや気乗りしない雰囲気を感じさせたものの、ラストはベテランらしくスムーズにギアを上げた。

【見解】最終追いで見せた伸びにはさすがの貫禄があったが、やや気迫に乏しかったのは気になるところ。道中も気乗りしないのか、集中できていなかった。1週前追いも相手の格は楽だったし、攻め気配はそこまで強調できない。前走は極悪馬場の函館記念で、4角からステッキが入り最後は力尽きるキツい競馬だった。心身にそのダメージが残っているのかも。

総合評価「B」

▼その他、追い切り診断
◆【追い切り診断】攻め気配は上々の有力馬に最高評価「S」 「勝負気配の高さを物語る」

【新潟記念/追い切り診断】攻め気配は上々の有力馬に最高評価「S」 「勝負気配の高さを物語る」

【新潟記念/追い切り診断】攻め気配は上々の有力馬に最高評価「S」 「勝負気配の高さを物語る」

◆【追い切り診断】サンレイポケットを上回る高評価 「状態面の上積みだけ見込める」

【新潟記念/追い切り診断】サンレイポケットを上回る高評価 「状態面の上積みだけ見込める」

【新潟記念/追い切り診断】サンレイポケットを上回る高評価 「状態面の上積みだけ見込める」

Advertisement


◆【追い切り診断】好走続く人気一角に「A」評価 「馬自身成長を実感している」

【新潟記念/追い切り診断】好走続く人気一角に「A」評価 「馬自身成長を実感している」

【新潟記念/追い切り診断】好走続く人気一角に「A」評価 「馬自身成長を実感している」

新潟記念2022予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“2桁”の盲点 「相手の一頭には入れておきたい」

◆【穴馬アナライズVol.2】馬券内で“万馬券”射程の爆穴 噛み合えば「波乱の使者となる資格あり」

◆【穴馬アナライズVol.3】パワーアップで前走快勝の注目馬 「臨戦態勢は整っており力を出せる状態」

◆【危険な人気馬】実績最上位の有力馬を“消し”評価 「善戦マンゆえの脆さがある」

▼データ予想
◆【データ攻略-前編】ヒートオンビートとイクスプロージョンに明暗、馬券内率“100%”と“ゼロ”データ

◆【データ攻略-後編】コース替わりで「馬券内率75%」、前走惜敗で人気落ちの穴馬とは

◆【騎手データ】“連対率8割超え”の名手に注目 大混戦模様で人気馬を信頼も

▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】エヒトは連対率0%の“鬼門”に ヒートオンビートは3枠5番

◆【血統傾向】レース相性抜群の王道血統 注目すべきは単回収値「201」の中穴

◆【脚質傾向】差しが最多5勝はコースの特徴 注目すべき条件とは

◆【前走ローテ】夏を締めくくる難解なハンデ重賞 注目ローテはサマー2000シリーズ

◆【動画プレーバック/新潟記念2021】外ラチ沿いから前走14着の穴馬マイネルファンロンが差し切り重賞初制覇

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。