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昨年は中山牝馬Sを15番人気で制し、続く福島牝馬Sも6番人気で2着。秋の京成杯AHも7番人気で3着と、人気薄のGIIIで好走した本馬。
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ヴィクトリアマイルは16着、前走・エリザベス女王杯は11着とGIでは通用しなかったが、ハンデ戦なら再注目していい存在だ。そもそもヴィクトリアマイルは本馬に不向きのワンターン、エリザベス女王杯は1ハロン長かった。
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中山芝は7戦【2.0.1.4】で馬券内3回。小回りコースでの取り口は安定しており、昨年も好走したのが中山と福島の3戦、凡走したのは東京と阪神。今回の内枠は本馬の長所を最大限に引き出せる。加えてハンデも魅力。本馬はハンデ1キロ増となるが、今年から負担重量1キロ増へ引き上げられたことを考えれば、実質、据え置きと言っていい。牝馬重賞とはいえ、優勝1回2着1回3着1回の実績のわりに恵まれた「オイシイ」存在。
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中山金杯2023予想コラム一覧
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。