■レインカルナティオ
前走・アルゼンチン共和国杯は重賞初挑戦で初距離なら11着も仕方なし。それでも上がり3F33秒8と最後はしっかり伸びており、相手なりに走るタイプの片鱗を見せた。
◆【中山金杯2022予想/追い切り診断】ラーグルフを上回る最高評価「S」 「春から格段に精神面が強くなった」
中山芝コースは一昨年秋から昨年春まで4戦連続で馬券内をキープと相性のいい舞台。前走は距離延長を意識して後方でじっと我慢したが、元来はもう1列前のポジションから終い確実に脚を伸ばしてくるタイプであり、中山適性は高い。
昨春、中山芝2000mの美浦Sでは今回出走するエヴァーガーデンの3着に敗れているが、少頭数のスローで完全に前残りの一戦。これを外を回りながらクビ+ハナ差まで詰め寄ったレースぶりは負けて強しの内容だった。この対戦成績がオッズを下げるはずで、シメシメと言ったところ。
▼その他、穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】単勝オッズ“2桁”確定の盲点 「実質ハンデ据え置きでオイシイ」
◆【穴馬アナライズVol.2】想定“8人気”前後の伏兵 「今回のメンバーに入れば威張れる」
◆【危険な人気馬】実績上位の4歳馬は“消し”評価 「持ち味を発揮できないコース」
中山金杯2023予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【追い切り診断】想定“13人気”前後に高評価「A」 「気迫は前走時以上のものがある」
◆【追い切り診断】人気一角の4歳馬に辛口「B」 「攻め全体が手緩く、テンションも危うい」
◆【追い切り診断】ラーグルフを上回る最高評価「S」 「春から格段に精神面が強くなった」
▼データ攻略
◆【データ攻略】前走完敗も「1.0.2.0」条件で参考外 中山“トレンド”の血統構成も後押し
◆【データ攻略】馬券内率“8割”超でコース不得意説を一蹴 脚質転向で「リベンジ」可能
◆【データ攻略】「1.2.2.0」を味方に狙う重賞初V “10人気3着馬”も該当する好条件とは
◆【データ攻略】想定“8人気”前後に食指 実績不足をカバーする「馬券内率100%」条件
▼騎手データ
◆【騎手データ】「令和の金杯男」は条件合致で“連対率100%” 押さえておくべきジョッキーとは
▼血統傾向
◆【血統傾向】想定オッズ“3桁”の穴馬 1月開催で馬券内率「6割超」に爆跳ねの配合
◆【血統傾向】単勝“6人気”前後の妙味 枠の不利をカバーする単回収値「435」条件
▼その他、過去10年データ傾向
◆【前走ローテ】重賞組が優位も「GI組は消し」 近年トレンドから伏兵2騎が浮上
◆【脚質傾向】上がり最速より“3位”が優位 先行勢に注目も「抽選組」の存在がカギ
◆【動画プレーバック/中山金杯2022】4番人気レッドガランが直線で抜け出し2馬身半差をつける快勝で重賞初制覇
著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。