■ショーマンフリート
重賞初挑戦となった前走のシンザン記念は、2番人気に支持されながらも、直線で伸びを欠いて5着に敗れている。初の長距離輸送や3カ月ぶりの実戦、さらには終始外々をまわされるタフな競馬であったことを思えば、致し方なしと判断していい。良発表ながらも馬場が緩く、結果的にそれも合わなかったようだ。
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初出走初勝利を挙げた昨年9月のデビュー戦は、テンからやや促されて、道中3番手で流れに乗る展開。楽な手応えで直線を迎えると、ノーステッキで突き抜け、最後まで他馬に付け入る隙を与えなかった。最後の3ハロンは12秒1、11秒6、10秒9と加速ラップを刻んでいるのも評価できる。ポテンシャルは重賞級だろう。
過去2戦はいずれもマイル戦で、今回は1ハロン延長の1800m戦となるが、体型的に距離延長は歓迎のタイプ。長距離輸送もなければ、長くいい脚を使う馬なので東京コースもマッチするはず。久々を叩かれて気配は順当に良化しており、ここで本来の走りが見られそうだ。前走の結果だけで見限るのは早計で、必ず馬券には加えておきたい。
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著者プロフィール
山田剛(やまだつよし)●『SPREAD』編集長
元・競馬月刊誌の編集長で、現在はスポーツの未来を読みとくメディア『SPREAD』の編集長。1995年マイルCSの16番人気2着メイショウテゾロの激走に衝撃を受けて以来、穴馬予想を追求し続けている。「ウマ娘」はゴールドシップ推し。