MLBでは2024年シーズン、ドジャースに山本由伸投手、カブスに今永昇太投手、パドレスに松井裕樹投手がそれぞれ加入。NPBから海を渡った投手の活躍には期待が高まる。
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■2023年新人王に輝いた21歳
そんななかMLB公式サイトは彼らに続く日本のエースたちに注目。「次のMLBでのエースとなり得るであろう5人の日本人先発投手たち」と題し、先発投手として期待をかける5人の選手を紹介している。
1人目に挙がったのがロッテの佐々木朗希投手。2023年シーズン終了後のオフにポスティングシステムでのメジャー入りを直訴したとされる右腕が挙がっている。
佐々木については「22歳と非常に若いが、過去3シーズンでもっとも圧倒的な投手」と評価。2022年シーズンには完全試合も達成し、昨年のワールド・ベースボール・クラシックでも先発ローテの一角を担った佐々木に太鼓判を押している。
また、2人目に入ったのがオリックスの山下舜平大投手。2023年には規定投球回には未達ながら9勝3敗、防御率1.61の成績で新人王を獲得。「オリックスに所属しており、(ヤマモトが抜けたチームで)衝撃を見せている」と高く評価し、「さらに支配的な投手になる時間はたくさんある」と21歳のポテンシャルに言及している。
■西武から2選手が候補入り
西武からは髙橋光成投手と平良海馬投手の2人が選出。前者については菊池雄星投手の影響でメジャー願望があることを紹介し、後者については先発転向1年目でストレートの平均球速が落ちたとしながら、「ほとんどのMLB球団はそのトレードオフを喜んで受け入れる」とと評している。
そして、中日の髙橋宏斗投手もノミネートし、WBCの決勝アメリカ戦ででマイク・トラウト外野手、ポール・ゴールドシュミット内野手から三振を奪ったことに触れている。
今季から海を渡った山本や今永といった選手の活躍次第では、2025年シーズン以降も新たな日本人先発投手が誕生する可能性はある。はたして、MLBも注目の5選手がメジャー入りする日は訪れるのか。
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(Y.Imoto/SPREAD編集部)