米メディア『FOXスポーツ』は18日(日本時間19日)、今季ここまでの「ルーキー・トップ10」を発表した。第3位に今永昇太投手(カブス)がランクインした一方、投手史上最高額でドジャースと契約した山本由伸投手は圏外となり、明暗が分かれた。
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■「カブスにとって予想以上の活躍」
『FOXスポーツ』は「MLBでは今季すでに多くの魅力的な物語が生まれているが、興奮をもたらしている要素の1つとして、リーグ全体に大きな衝撃を与えている新人選手たちの存在が挙げられる」と前置きし、「ルーキー・トップ10」を発表した。
ランキングでは1位マイケル・ブッシュ内野手(カブス)、2位コルトン・カウザー外野手(オリオールズ)に続き、3位に今永が入った。
ここまで2勝0敗、防御率0.00という今永について、同メディアは「カブスにとって予想以上の活躍を見せている。彼は登板した3試合(15回1/3)で、被安打わずか9で自責点も許していない。主に2種類のボール、90マイル前半(140キロ台中盤~150キロ台前半)のフォーシームとスプリットが武器になっている。エースのジャスティン・スティール投手がハムストリングを痛めたことを受けて、イマナガはシカゴで最高の先発投手となり、成長も遂げている」と紹介した。
■期待されたイ・ジョンフもランク外
4位にはジャレッド・ジョーンズ投手(パイレーツ)が続き、5位ジャクソン・メリル外野手(パドレス)、6位マックス・マイヤー投手(マーリンズ)、7位ジョーイ・オルティス内野手(ブルワーズ)、8位ジャスティン・スレーテン投手(レッドソックス)、9位ビクター・ボドニック投手(ロッキーズ)、10位メイシン・ウィン内野手(カージナルス)というランキングになった。
山本由伸投手(ドジャース)やイ・ジョンフ外野手(ジャイアンツ)が選外となっていることについては、「開幕前に期待されていた人物の名前はトップ集団にない。ヤマモトやイ・ジョンフはまあまあの活躍を見せているが、素晴らしいというほどではない」とバッサリ。
そのほか、ジャクソン・ホリデイ内野手(オリオールズ)やワイアット・ラングフォード外野手(レンジャーズ)らの注目株についても「一時的に輝く場面もあったが、期待に応えるにはもう少し時間が必要」とした。
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