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【日本ダービー/危険な人気馬】優勝候補を大胆に“消し”と判断 「単勝1.6倍も飛んだ」皐月賞とダービーの関連性

ジャスティンミラノ/2024年皐月賞(C)Toshihiko Yanagi
ジャスティンミラノ/2024年皐月賞(C)Toshihiko Yanagi

今週は競馬の祭典、3歳馬の頂点を争う第91回日本ダービー(東京優駿/GI、芝2400m)が東京競馬場で行われる。

今年は、無傷の4連勝で2冠制覇を目指す皐月賞馬ジャスティンミラノが主役の1頭。これに待ったをかけるのが、皐月賞1番人気6着から巻き返しを期す牝馬のレガレイラ、コスモキュランダ、アーバンシック、シンエンペラーといった、皐月賞上位敗戦組。別路線からは、青葉賞を制したシュガークン、スプリングSから直行のシックスペンス、京都新聞杯勝ちのジューンテイクらが、逆転を目論む。

そんな中、2冠制覇を目指すジャスティンミラノが、今回の「危険な人気馬」の標的となる。

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■皐月賞好時計勝ちはダービーで敗戦するパターン

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無敗の皐月賞馬に輝いたジャスティンミラノ。その前走は、初めての中山で右回りも未経験、小回りコースへの対応など、危惧される点は多かったが、蓋を開ければコースレコードでの完勝劇。2走前・共同通信杯でのパフォーマンスから、府中のほうが、より良さを発揮できそうな舞台設定で、血統背景からも距離が2400mに延びる点も不安材料はなさそうだ。

では、なぜ危険なのか。それは、好パフォーマンス過ぎた皐月賞の結果が、過去の傾向では、日本ダービーとは結びついていない点が引っ掛かる。

1986年以降、皐月賞馬が日本ダービーで2冠制覇に臨んだのは35頭で、見事に2冠を達成したのは10頭。勝率28.6%であるから、優秀な確率ではあるのだが、一方で、4着以下に敗れた馬も15頭おり、決して馬券圏内が鉄板ではない。近年では、2019年のサートゥルナーリアが、無敗で日本ダービーに臨むも、単勝1.6倍の1番人気で4着に敗れている。

そして、着目すべきは皐月賞での走破タイム。皐月賞で1分58秒0以下の高速決着で制覇した馬は、これまでに2013年ロゴタイプ、16年ディーマジェスティ、17年アルアインと3例あるが、それぞれ5着、3着、5着とダービーでは掲示板に載るのがやっとで、2冠を成し遂げられなかった。

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ちなみに、皐月賞を1分58秒台で制した馬も、前記サートゥルナーリアをはじめ、2004年ダイワメジャー、09年アンライバルドなど、ことごとくダービーでは勝ち切ることができなかった。つまり、皐月賞を好タイムで制したからといって、ダービーで好結果を残せるわけではなく、むしろ、高速決着の皐月賞で敗れた馬たちが、条件の替わった日本ダービーで、皐月賞馬より先着できる可能性が増えるということでもある。

また、「ダービー馬はダービー馬から」という近年の傾向は色濃く、過去10年のダービー馬10頭中7頭は、父もダービー馬であり、キズナ産駒のジャスティンミラノも、その資格は十分兼ね備えている。しかし、キズナ産駒はデビュー以来、東京芝2400mでの成績は【2.9.9.41】と、わずか2勝止まりで、やや勝ち身に遅いという点も気がかりな材料ではある。

思えば、今年のクラシックは、北村宏司騎手が桜花賞1番人気2着、皐月賞1番人気6着と、ともに人気に応えられず。今度は戸崎圭太騎手がオークス1番人気2着、そして日本ダービーはジャスティンミラノで1番人気の想定。全く同じような過程で来ているが果たして……。そんなオカルト的な部分も含めて、ジャスティンミラノは思い切って「消し」でいってみたい。

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◆著者プロフィール

石川豊●いしかわゆたか
20代から競馬メディアに寄稿。「ユタカ人気」と言われた時代、武豊が騎乗する過剰人気馬をバッサリと切り捨てる馬券術を駆使し、年間回収率100%超に成功。以来、「1番人気の勝率は3割」を念頭に、残り7割の可能性を模索し、「危険な人気馬」理論を唱え続ける。


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