【日本ダービー/枠順】“1枠1番を超える”好枠にシックスペンス 2桁人気激走は「奇数馬番から」

【日本ダービー/枠順】“1枠1番を超える”好枠にシックスペンス 2桁人気激走は「奇数馬番から」
日本ダービー2024の枠順

JRAは23日、第91回日本ダービー(東京優駿)(GI、芝2400m)の枠順を発表した。

無敗の皐月賞馬ジャスティンミラノは7枠15番、紅一点のレガレイラは1枠2番、無傷3連勝中のシックスペンスは6枠12番から発走する。

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■人気サイドなら外めの枠が安定

「日本ダービーで1枠有利」は有名なデータだが、過去10年で1枠1番が【1.2.1.6】複勝率40.0%、複勝回収値150と、1枠は1番枠でこそ妙味。また6枠12番も好枠で【2.2.0.6】勝率20.0%は全馬番の中でトップ。単勝回収値136で、昨年はタスティエーラがダービー馬に輝いた。今年幸運をつかんだのはサンライズアースシックスペンス。悲願のダービー制覇がかかる国枝調教師のシックスペンスには追い風だ。

5番人気以内が【9.10.4.27】と人気サイドで決まりやすい本レースだが、枠別で見ると、1~4枠は【3.6.1.11】勝率14.3%、単勝回収値52、5~8枠が【6.4.3.16】勝率20.7%、単勝回収値151と、人気サイドは外めの枠の方が勝ちやすい傾向。内でマークされるよりのびのび走れることが影響していそうだ。ジャスティンミラノはデビューから4戦連続で7枠に入った。慣れた枠からで鞍上も運びやすいかもしれない。

■穴馬は奇数馬番から

全体で見ると1~4枠が【4.6.5.64】、5~8枠が【6.4.5.84】で、内めの枠は単複回収値がいずれも100以上を記録する。つまり、穴馬は内枠から出現しやすい。6番人気以下【1.0.6.78】のうち、7~8枠は全滅で人気薄の激走は6枠まで。さらに奇数馬番だった際は【1.0.5.38】複勝率13.6%、複勝回収値162で平均人気が12番人気となっている。

該当馬は昨年の6番人気ハーツコンチェルト、2022年の7番人気アスクビクターモア、21年の9番人気ステラヴェローチェで3年連続3着確保。馬券絡みがなかった年は4回あるが、2015年のコメート(16人気→5着)、16年エアスピネル(7人気→4着)、17年マイスタイル(14人気→4着)、20年サトノインプレッサ(9人気→4着)と人気薄でも惜しい競馬。

1~6枠の奇数馬番をゲットした、青葉賞勝ちのシュガークン、京都新聞杯勝ちのジューンテイク、京成杯勝ち馬で皐月賞出走取消となったダノンデサイルあたりは思わぬ高配当をもたらす可能性も。

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