第59回関屋記念(11日/GIII、新潟芝1600m)は過去10年で2桁人気馬の成績が【0.1.0.69】、3連単の配当10万円超えも2回のみとあまり大荒れにはならない傾向。しかしながら今年は最多勝利の中京記念組からの出走馬がゼロで混戦模様、例年とは異なる状況で少しのズレが大きな配当を生み出すかもしれない。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに、関屋記念の穴馬候補をピックアップ。ここでは「アスクコンナモンダ」を取り上げる。
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■アスクコンナモンダ
2番人気に支持された前走の米子Sは、先行勢が上位を独占する展開の中、11番手から追い上げたものの8着までが精一杯だった。流れが向かなかったのはもちろんのこと、中10週とひと息入れたことが影響したか、末脚にいつもの鋭さが見られなかった。この馬の力はこんなものではない。
今年に入ってからはマイル重賞に2回参戦し、3走前の東京新聞杯で4着、前々走・ダービー卿CTで3着と、グレードレースで連続して好走。このメンバーに入っても、互角以上に戦えるポテンシャルは持っている。さらに、4歳以降は全てのレースで上がり3F3位以内を記録しているように、持ち前の決め手も安定してきた。
先月の28日には坂路で、1週前追いとなる同月31日にはウッドで、終い重点のメニューで攻められており、いずれも好タイムをマーク。今回は中7週での参戦となるが、中間の意欲的な調整を見る限り、体調は万全だろう。新潟の長い直線を味方に、まとめて交わして好配当を届ける。
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