第25回を迎えるチャンピオンズカップは昨年の覇者レモンポップがラストラン。
昨年はそのレモンポップが1番人気で制したが、2着に12番人気のウィルソンテソーロ、3着に9番人気のドゥラエレーデで3連単は190万2720円を記録した。過去10年、10番人気の馬券内は5度と波乱含みの一戦だ。
本記事では「穴馬をアナライズ(分析)する」をテーマに穴馬候補をピックアップ。ここでは「クラウンプライド」を取り上げる。
◆【チャンピオンズカップ/穴馬アナライズvol.1】大敗は「理由ありき」の反抗 レモンポップが牽引の展開で再浮上の想定“8人気”前後
■クラウンプライド
3歳春にUAEダービーを制し、秋にはJBCクラシック2着、そしてチャンピオンズCでジュンライトボルトのクビ差2着と健闘。その後はサウジC、ドバイワールドCで連続5着とし、帝王賞ではメイショウハリオのハナ2着と、ビッグタイトルまであと一歩のところまで迫った。
そしてコリアCを10馬身差で圧勝し、チャンピオンズCに挑んだが、よもや11着に大敗。レース後、陣営はパドックから気持ちが入らなかったとメンタル面の問題を敗因に挙げている。
今年も昨年同様、コリアCに駒を進め、後にJBCクラシックを圧勝するウィルソンテソーロに5馬身差の快勝。今回、そのウィルソンテソーロは人気一角を担うが、同馬は昨年と同じローテが懸念されてか下馬評は低い。
ただ、陣営は昨年の敗因を踏まえ、コリアC輸送前後のケアを徹底したとのこと。実際、1週前追いでは栗東CWコースで6F76秒4-1F12秒0と好時計を叩き出し、体調の良さをアピールしている。コーナー4回で器用な立ち回りが求められる中京ダ1800m。2年前に2番手追走からクビ差粘り込んだ同馬のコース適性は疑いようがなく、昨年の大敗と同ローテで嫌われるならオッズは魅力的なものになるはずだ。
チャンピオンズカップ2024 予想コラム一覧
特集
◆【特集】出走予定・枠順、予想オッズetc. 「レモンポップが連覇に挑む」お役立ち馬券攻略ガイド
◆【回顧】ドウデュースを導いた武豊の「リスキーな判断」 オーギュストロダンら外国馬惨敗は“競技の違い”が背景に
データ分析・過去10年傾向
◆【全頭診断】武豊騎乗サンライズジパングは「0.0.0.8」で“消し” 騎手トレンドで「2.1.1.0」該当馬が浮上
◆【枠順】レモンポップは「2.1.0.0」で鉄板級の好枠 伏兵扱いで“馬券内率41.7%”の妙味ありの馬は?
◆【高配当メソッド【3人気以内が「必ず連対」も単勝1倍台が馬券外、穴馬激走で“3連単190万馬券”など波乱あり
◆【血統展望】「5.1.0.1」でレモンポップ斬りへ GI馬輩出の“トレンドの血”で下剋上へ虎視眈々
◆【前走ローテ】レモンポップは「1.1.0.0」で鬼に金棒 “4角4番手以内”なら好走期待の3歳馬
◆【チャンピオンズカップ2024予想】過去10年のレース結果・配当・血統まとめ 傾向分析に使えるお役立ちデータ
穴馬予想
◆【穴馬アナライズ】大敗は「理由ありき」の反抗 レモンポップが牽引の展開で再浮上の想定“8人気”前後
◆【危険な人気馬】前走快勝も“消し” 過剰評価で妙味薄く「歴戦の猛者に通用する力はまだない」