ドジャースの大谷翔平投手がメジャー史上初の「50-50」を達成した、50号記念ボールはオークションに出品されると、ボールの所有権を巡って訴訟が起きるなど、その行方に注目が集まっていた。
この記念球に新展開だ。ボールが出品されているオークションサイト『Goldin』は7日(日本時間8日)、公式Xを更新。「『50-50』のホームランボールは、当事者間が合意したため継続します」との声明を発表した。
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■史上最高額はマーク・マグワイアの70号で、約4億4000万円
この記念球を巡っては、オークション出品翌日にボールを「不法かつ強制的に」奪われたとする18歳の少年がボールの所有権を主張し、オークション差し止めを求める民事訴訟を起こしていた。
『Goldin』は「ボールの所有権をめぐる裁判の当事者らが、予定通りオークションを続行することで合意に達した」とし、「すべての当事者は記念球がオークションに掛けられることを望んでおり、所有権はオークションの勝者に譲渡することに合意している。勝者には記念球の明確な所有権を受け取ることが完全に保証されている」と信頼性を強調。
「所有者とオークション収益の権利を決定するために訴訟は継続するが、訴訟はオークション自体には影響しない」と断言した。
さらに、記念球の価値についても改めて言及。オークションは22日22時(同23日午前11時)に締め切られる予定だが、記念球の価格は2週間を残した現時点ですでに183万ドル(約2億6400万円)に達しており、ホームランボール史上2番目に高額で落札された2022年のアーロン・ジャッジ外野手の62号の記録(150万ドル、約2億16401万円)を破っていると注目を仰いだ。
ホームランボールの史上最高価格は、1999年にマーク・マグワイア(カージナルス)が放った70号ボールで、300万ドル(約4億4000万円)というが、大谷の「50-50」記念球の価格はどこまで伸びるのか。引き続き注目だ。
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