メジャーリーグはストーブリーグを迎えており、大物選手たちの動向には注目が集まっている。そんななか、今オフにブルワーズからフリーエージェント(FA)となったのがウィリー・アダメス内野手である。
メジャー屈指の遊撃手の移籍先候補について公式サイトが3球団の名前を挙げて報じている。
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■大谷に次ぐナ・リーグ2位の112打点
アダメスは2024年シーズンに打率.251、32本塁打を放ち、打点は大谷翔平投手(ドジャース)に次いでナ・リーグ2位の112打点をマーク。強打の遊撃手としてメジャー屈指の実績を誇る。
MLB公式サイトはアダメスについて、「7年間のキャリア全てを遊撃手としてプレーしてきた」としつつも、「この29歳は『適切な契約と適切なチーム』であるのなら、三塁手としてプレーする用意がある」と報道。条件次第ではコンバートも受け入れる可能性があると見ている。
そんなアダメスの移籍先候補に挙がったのが、アストロズ、フィリーズ、レッドソックスの3球団。アストロズについては「ヒューストンはアレックス・ブレグマンと再契約できない場合、このポジションに明らかにニーズがある」とFAとなったレギュラー選手の動向次第だとし、「フィリーズの関心は、チームが三塁手のアレク・ボームをホワイトソックスの左腕ギャレット・クロシェとの交換のパッケージに含めるかどうか」とフィリーズもチームの補強次第で動く可能性があるとのこと。
レッドソックスについては「強い関心を示している」と有力候補だと見ており、正三塁手を務めてきたラファエル・デバース内野手のコンバートを検討しているため、「もしそうなればアダメスにチャンスが開けるかもしれない」と三塁手としてアダメスの獲得を目指すとされている。
今年のメジャーリーグのFA市場でも注目銘柄のひとりに数えられるアダメス。複数候補が挙がるなか、はたして新天地をどこに求めるのか。
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