フリーエージェント(FA)となっていたテオスカー・ヘルナンデス外野手がドジャースと再契約で合意した。米スポーツ専門局『ESPN』のジェフ・パッサン記者をはじめ、米複数メディアが27日(日本時間28日)に伝えた。契約規模は3年6600万ドル(約104億円)と報じられており、4年目は年俸1500万ドル(約24億円)の球団オプションが付き、約2300万ドル(約36億円)が後払いだという。
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■本人もインスタで「I’m Back」
『ESPN』のパッサン記者は自身のX(旧ツイッター)を更新し、「ワールドシリーズ制覇を支えたT・ヘルナンデスがドジャースに復帰する。キャリア最高の33本塁打、99打点を記録し、『必ず戻りたい』と明言していた彼は、チームの強力なラインアップに再び加わる」と伝えた。また、T・ヘルナンデス自身もインタグラムを更新し、「I’m Back」と記し、残留を示唆した。
右の大砲の帰還が決まったことで、米メディア『ドジャース・ネーション』は早速、現時点での来季ラインナップを以下のように予想した。
1番(DH)大谷翔平
2番(遊)ムーキー・ベッツ
3番(一)フレディー・フリーマン
4番(右)T・ヘルナンデス
5番(三)マックス・マンシー
6番(捕)ウィル・スミス
7番(左)マイケル・コンフォート
8番(中)トミー・エドマン
9番(二)ギャビン・ラックス
■アレナド獲得の噂は消えず
新加入のコンフォート以外、ワールドシリーズを制覇したチームの骨格は維持されることになった。ただ、今後の可能性として噂されているのは、名手ノーラン・アレナド内野手をカージナルスから獲得し、三塁に配置。マックス・マンシー内野手を二塁に回すというもの。さらなる補強を続けるのか、世界一軍団の動きからますます目が離せなくなった。
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