【MLB】FAの目玉投手バーンズ、Dバックスと6年契約 米敏腕記者が報じる「314億9000万円」

【MLB】FAの目玉投手バーンズ、Dバックスと6年契約 米敏腕記者が報じる「314億9000万円」
コービン・バーンズ(C)ロイター/USA Today Sports

オリオールズからFAとなっていたコービン・バーンズ投手が27日(日本時間28日)、ダイヤモンドバックスとの契約に合意したと報じられた。米メディア『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者のXによると、6年総額2億1000万ドル(約314億9000万円)で2年後のオプトアウト権が含まれるとのこと。

◆投手・大谷翔平は“CY賞争い”に加われるか 米データサイト算出の「勝利貢献度」で来季ライバル候補をピックアップ

■ドジャース、パドレス追撃の切り札に

メジャー7年目のバーンズは今季32試合に先発。194回と1/3を投げ、15勝9敗、防御率2.92の好成績をマークした。

MLB公式のデータページ『Baseball Savant』によると、バーンズは今季投球の45.0%をカットボールが占め、21.5%がカーブ、12.8%がスライダー、チェンジアップ、シンカーも駆使して打者を抑えた。2023年からはフォーシームの記録はなし。豊富なクセ球でゴロを打たせるのを得意としている。

堅実な先発投手は多くの球団が求めており、争奪戦に発展していた。ダイヤモンドバックスは今季89勝73敗。ドジャースやパドレスの後塵を拝し、ナ・リーグ西地区3位となっていた。FA最大の目玉バーンズを補強して、来季は西地区制覇に臨む。

◆「二刀流復活」大谷翔平は球速を取り戻せるか TJ手術後のフォーシームを公式データで振り返る

Advertisement


◆大谷翔平も投球の軸に、スライダー系が全盛期の近代メジャーリーグ 球種割合で計測史上最高「22.3%」

◆投球テンポ“メジャー最遅”は松井裕樹 ピッチクロック定着、平均試合時間「2時間38分」は63年ぶりの水準に