男子フィギュアスケートの鍵山優真選手がインスタグラムを更新した。鍵山選手はエストニアのタリンで行われた世界ジュニアの結果を報告。今シーズンを振り返るとともに、来シーズンへの抱負を語った。
鍵山選手はショートプログラムで首位に立ち、僅差でアンドレイ・モザレフ選手(ロシア)を抑えフリースケートに入った。2015年大会の宇野昌磨選手以来6人目の頂点を目指したが、冒頭の4回転トウループで回転が足りずに転倒。自信を持っていたジャンプにミスが出て逆転を許した。
「6分間のウォームアップで、身体と心がバラバラだと感じました」と鍵山選手。世界ジュニア王者への重圧で「少し緊張していました。それがパフォーマンスに影響し、ミスを生んだと思います」と試合後のインタビューで口にした。
それでも銀メダルは宇野選手以来の日本勢表彰台。インスタグラムでは銀メダルを首から提げ、メダリスト3人で撮った写真や、日本選手団6人で撮った集合写真をアップしている。
シニア転向の来季は「いまのトップの選手みたいになれるように頑張りたい」
初の世界ジュニアを終えて「今試合も色んなことを経験し学ぶことができました」と総括する。
「内容も結果も悔しい思いがあったのでもっと練習しなきゃいけないなと感じました。今シーズンはこれで終わりましたが、来シーズン更に強くなった姿を見せれるようにまたしっかりと練習していきたいと思います」
大会後にはシニア転向を表明した鍵山選手。本格的に2年後の北京冬季五輪を目指す舞台では「いまのトップの選手みたいになれるように頑張りたい」と意気込む。
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