【関屋記念/データ攻略】ソングラインに勝率0%の不安要素 「全幅の信頼は置けない」

今週は新潟競馬場で関屋記念(芝1600m)が行われる。

サマーマイルシリーズに組み込まれているレースで、夏のマイル王を決めるうえで重要な一戦。毎年のように外枠を引いた馬が馬券内に絡むケースが目立つ点も攻略のヒントとなりそうだ。

この記事ではデータ面から関屋記念を紐解き、攻略への糸口を見つけていきたい。

◆【関屋記念2021/脚質傾向】馬券のポイントは逃げ馬を見つけること 過去には前決着で上位独占も

■ソングラインに吹き荒れる「キズナ産駒の左回り」という向かい風

前走NHKマイルカップは戴冠まであと一歩に迫る好走。満を持して重賞獲りに挑むソングライン

3歳牝馬であるがゆえ、斤量51キロの恩恵も受ける今回。確勝級の評価との声も聞かれる同馬だが、ここでは血統面でのマイナスデータが出現する。

・キズナ産駒の左回り重賞成績【0-2-4-42】

同産駒のJRA重賞12勝はすべて右回り。あまりにも極端な成績の差だ。実は以前も紹介したデータなのだが、それを今回も引っ張り出せる=いまだに勝利を挙げられていないということ。左回りの東京をこなした馬ではあるものの「勝ち切ること」を評価基準としたとき、全幅の信頼を置ける馬とは言い難い。

■中京記念覇者・アンドラステを後押しする「道悪想定」

前走中京記念で待望の初重賞制覇。勢いそのままに関屋記念へと参戦するアンドラステ

長期休養明けから間隔を詰めたローテーションで臨む今回。夏競馬を連戦する疲労が気になるところだが、マイナス要素を打ち消すデータを発見した。

・稍重-不良馬場の成績【3-0-1-1】

唯一の馬券圏外も2着馬とタイム差なしの4着。渋った馬場が想定される週末新潟において、高い道悪適性を証明している点は見逃せない。今回の鞍上は同馬に6度跨った経験を持つ岩田望来。3年目を迎えた若武者に初重賞勝利をプレゼントするシーンは想定しておきたいところだ。

後編ではデータ面から浮上する関屋記念の穴馬候補2頭を紹介する。

◆【後編】天候を味方に“穴”を開ける伏兵 「3-1-0-0」で馬券内率100%

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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「関屋記念」

著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家

競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。


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