6日に東京競馬場で行われる第72回・東京新聞杯(GIII、芝1600m)のデータを紹介する。
昨年の桜花賞で3着、前走の秋華賞で2着とGI制覇まであと一歩だったファインルージュ、本レースの連覇を狙うカラテ、前走・阪神C2着でアーリントンC以来の重賞2勝目がかかるホウオウアマゾン、ここまで同舞台で3連勝中と好調なイルーシヴパンサーなどが出走予定だ。
ここでは過去10年のレース結果を基に予想のヒントになる「前走ローテ」を分析していく。
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■本命の前走ローテ組は不在
過去10年で好成績を収めているのは3勝を挙げているエリザベス女王杯組や、2勝をマークしている元町S組だが今年該当する登録馬はいない。

エリザベス女王杯 【3-0-1-1】 勝率60.0%、連対率60.0%、複勝率80.0%
元町S 【2-0-0-1】 勝率66.7%、連対率66.7%、複勝率66.7%
京都金杯 【1-2-3-26】 勝率3.1%、連対率9.4%、複勝率18.8%
ニューイヤーS 【1-2-1-16】 勝率5.0%、連対率15.0%、複勝率20.0%
阪神C 【1-0-3-7】 勝率9.1%、連対率9.1%、複勝率36.4%
マイルCS 【1-0-1-11】 勝率7.7%、連対率7.7%、複勝率15.4%
若潮S 【1-0-0-0】 勝率100.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
次点は1勝を挙げている京都金杯組、ニューイヤーS組、阪神C組、マイルCS組、若潮S組と続いている。なかでも若潮S組は昨年カラテが重賞初挑戦ながら1着に好走。今年該当するのは前走の若潮Sを快勝したエイシンチラー1頭のみとなっている。
今年のカラテの前走となるのが優勝例のあるニューイヤーSとなるが、16年以降は馬券内に絡んでいない。18年のニューイヤーSで1着だったダノンプラチナは11着に沈んでおり、昨年のサトノウィザードは4番人気に推されれたが、9着と人気を裏切る形になっている。連覇の期待がかかるカラテにとっては厳しいデータとなっている。
また、前走の距離別に成績を分けてみると以下の通り。

1400m 【1-0-3-11】 勝率6.7%、連対率6.7%、複勝率26.7%
1600m 【6-7-5-75】 勝率6.5%、連対率14.0%、複勝率19.4%
1800m 【0-1-0-12】 勝率0.0%、連対率7.7%、複勝率7.7%
2000m 【0-1-1-12】 勝率0.0%、連対率7.1%、複勝率14.3%
2200m 【3-0-1-4】 勝率37.5%、連対率37.5%、複勝率50.0%
3000m 【0-1-0-0】 勝率0.0%、連対率100.0%、複勝率100.0%
勝率トップは2200m組となるが、今年は該当馬がいない。また、18回と最も馬券に絡んでいるのは前走1600m組となっている。ただ、大半以上が前走1600m組からのローテとなっており、頭数が多ければ馬券に絡む頭数が増えるのは当然となってくる。
そこで「前走芝1600m」の競馬場別成績を分析してみる。
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■阪神開催のマイルCS「惨敗組」に注目
前走芝1600mの内訳を見ると、中山【2-3-1-18】、京都【2-2-4-32】、阪神【2-0-0-7】、東京【0-2-0-12】が中心。中山芝1600m組はアベレージも高く、連覇を狙うカラテが前年と同じく前走・中山芝1600mから参戦するが、前述のとおり不振のニューイヤーS組は気がかり。また、東京芝1600mは優勝例がなく、今年の人気どころではプリンスリターンが該当する。

中山 【2-3-1-18】 勝率8.3%、連対率20.8%、複勝率25.0%
京都 【2-2-4-32】 勝率5.0%、連対率10.0%、複勝率20.0%
阪神 【2-0-0-7】 勝率22.2%、連対率22.2%、複勝率22.2%
東京 【0-2-0-12】 勝率0.0%、連対率14.3%、複勝率14.3%
特筆すべきは過去10年で8頭が馬券に絡んでいる京都芝1600m。京都金杯【1-2-3-22】、マイルCS【1-0-1-10】と、シンプルに「重賞・GI組強し」という結論にたどり着く。2020年にはプリモシーンがマイルCS11着から当レース4番人気1着、クリノガウディーがマイルCS7着から当レース5番人気3着と巻き返しに成功した例を見ても、重賞・GI組はノーマークにできない。
しかし、京都改修工事に伴い、京都金杯は中京、マイルCSは阪神開催と判断に悩む要素はある。それでも、阪神芝1600m組の2勝を加味すれば、「阪神・マイルCS」組には警戒が必要で、カテドラルとダーリントンホールは押さえるべき伏兵として挙げておきたい。
▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】牝馬が「3勝」を挙げている良枠にファインルージュ、カラテは昨年Vの5枠に入る
◆【血統傾向】単回収値「185」の配合 東京マイルで浮上する推定10倍前後の伏兵に注目
◆【脚質傾向】上がり最速が「勝率0%」という難解データ 注目すべき上がり3Fの順位とは
◆【人気傾向】上位人気想定ファインルージュに黄信号 1人気は2年連続馬券外の鬼門データ
東京新聞杯2022予想コラム一覧
▼追い切り診断
◆【S評価】最高評価「S」は“前向きさ”が加わった有力馬 気迫、迫力アップで「絶好の状態」
◆【A評価】攻め強化のホウオウアマゾンに「A」の高評価 成長途上も「気持ちと心身ともに上々の状態」
◆【A評価】カラテを上回る高評価は推定オッズ70倍の“爆穴” 体質強化で「真価を発揮できそうな状態」
◆【B評価】人気の一角に不満の低評価「B」 ピーク時と比べれば物足りず「前進気勢に欠ける」
▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズVol.1】惨敗続きの伏兵に”妙味” 「連対率75%」の得意舞台で巻き返し必至
◆【穴馬アナライズVol.2】前日“8人気以下”の実績馬、良枠ゲットで「課題克服」へ
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▼データ予想
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文・SPREAD編集部






















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