【東京新聞杯/追い切り診断】最高評価「S」は“前向きさ”が加わった有力馬 気迫、迫力アップで「絶好の状態」

■ファインルージュ

【中間調整】昨年秋は紫苑S快勝をステップに、秋華賞では半馬身差の2着と大健闘。最後に若干苦しくなっていたあたり距離2000mは長かったようだが、それでもこの結果を残せるのは高い地力の証明だろう。その後年内は休養に入り、早い段階で東京新聞杯での復帰が決まっていた。年明け1月6日に美浦へ戻っており、10日に坂路15-15を出したのが初時計。14日にはウッドで14-14と、徐々に負荷を強めて気持ちを高めていく。26日の1週前追いはウッドで稽古駆けする馬2頭を追う3頭併せ。直線に入ると大きな完歩で楽に追い詰め、最優勢の手応えで併入に持ち込んだ。

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【最終追い切り】この日は実戦を想定し、ウッドでオープン馬2頭を前後に置く形の3頭併せ。真ん中に進路を取った直線では仕掛けを待つ余裕を見せ、いざ出されたゴーサインにスパッと反応し一気にギアを上げた。結局そのまま抜け出し、最先着を果たしている。気迫面は絶好。

【見解】1週前時点で気迫は十分。体は若干余裕を感じさせたが、そこで追われたことにより最終追いではしっかり引き締まった姿だった。気迫、迫力の面はさらに上向いており、馬自ら前向きさを出して流れに乗れる積極さを感じさせている。休み明けでも走れる気性だし、絶好の状態で復帰できそうだ。

総合評価「S」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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