【東京新聞杯/追い切り診断】カラテを上回る高評価は推定オッズ70倍の“爆穴” 体質強化で「真価を発揮できそうな状態」

■カレンシュトラウス

【中間調整】条件戦で3連勝。オープン昇級初戦として昨年9月の京成杯AHで重賞に初挑戦したが、後方からジリッとしか伸びない12着とホロ苦い結果に終わっている。しかし競走中に鼻出血を発症していたし、結果論ではあるが体も太め残りだった。情状酌量の余地がある敗戦だったと言っていい。その後は放牧でじっくりダメージの回復を図り、東京新聞杯での復帰を念頭に12月下旬に帰厩。26日、31日と坂路で素軽く動き、年明け1月5日のCW調教でも前向きな走りを見せたことから、本格的に東京新聞杯に向けての調整が進められている。19日にCW7F92秒5-6F78秒0(一杯)という超ハードな調整を消化。これで一気に戦闘モードに切り替わったか、26日のCW併せ馬では豪快な伸びから追走先着を果たした。ゴールを過ぎてからもグイグイ追われており、鼻出血のダメージが癒えたどころか、以前より体質面で強化した印象さえある。

◆【東京新聞杯2022予想/追い切り診断】攻め強化のホウオウアマゾンに「A」の高評価 成長途上も「気持ちと心身ともに上々の状態」

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【最終追い切り】調整パートナーの藤懸騎手を背に(レースは津村騎手)坂路単走。序盤からスピードに乗っていき、ラスト2Fでも止まることなく鞍上の叱咤に応えて踏ん張り12秒3-12秒0(一杯)と後傾ラップでまとめてみせた。4F全体は51秒7で、これは自己ベスト更新の数字。

【見解】以前もコースと坂路併用の仕上げではあったが、コース追いはあくまで調整程度。しかしこの中間は、コースでこれでもかの負荷を掛けており、馬も豪快な動きでしっかり応えている。鼻出血のダメージからは回復しているようだし、繰り返しになるが休養効果で体質面が一気に強くなったことの証左だろう。前走の大敗は致し方なし。2度目の重賞挑戦となる今回、いよいよ真価を発揮できそうな状態と言える。

総合評価「A」

◆【東京新聞杯2022予想/追い切り診断】最高評価「S」は“前向きさ”が加わった有力馬 気迫、迫力アップで「絶好の状態」

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◆【東京新聞杯2022予想/追い切り診断】人気の一角に不満の低評価「B」  ピーク時と比べれば物足りず「前進気勢に欠ける」

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▼その他、過去10年データ傾向
◆【枠順】牝馬が「3勝」を挙げている良枠にファインルージュ、カラテは昨年Vの5枠に入る

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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