【菊花賞/騎手データ】阪神芝3000mの条件で浮上 “爆穴”の可能性を秘めた「騎手×関西馬」の組み合わせ

24日は阪神競馬場でクラシック三冠の最終戦・菊花賞(GI、芝3000m)が行われます。

京都競馬場の大規模改修工事のため、今年は阪神芝3000m(内回り)が舞台となりますが、菊花賞が京都競馬場以外で行われるのは1979年以来実に42年ぶりのこと。

そのため、今回はコース改修後となる2006年以降の阪神芝3000m重賞の過去データを基に気になる騎手データを見ていきましょう。なお、阪神大賞典が集計対象レースとなります。

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■阪神芝3000m重賞では和田竜二騎手の勝率に注目

今年の菊花賞に乗り鞍があり、2006年以降の阪神芝3000m重賞で騎乗経験があるのは次の14騎手です。

[2006年以降]阪神芝3000m重賞の騎手別成績

関東所属の一部騎手は集計期間内にこの舞台での騎乗経験がそもそもなく、各騎手で騎乗数に大きなバラつきが見られます。そのため、今回は集計期間内5鞍以上の騎乗経験がある騎手を中心に見ていきましょう。

5鞍以上の騎乗経験がある騎手の中で、着順と人気のバランスに優れ、背負う人気を思えば高い勝率を誇るのが和田竜二騎手です。2011年阪神大賞典ではナムラクレセント(3番人気)、2021年阪神大賞典ではディープボンド(3番人気)を勝利に導き、単勝回収率174%、複勝回収率147%と高い回収率も魅力なジョッキーですね。

また、同騎手ですが、関西馬に騎乗時は【2-0-1-3】と勝率33.3%、連対率33.3%、複勝率50.0%と数値が大幅にアップします。今年の菊花賞では前日17時時点で18番人気のノースザワールド(牡3、栗東・大久保)に騎乗予定ですが、熱い『和田竜二騎手×関西馬』の組み合わせに該当。爆穴の可能性を秘めているかもしれませんね。

■池添謙一騎手は複勝率の高さが売り

大舞台で勝負強い池添謙一騎手も、和田竜二騎手と同様に着順、人気のバランスに優れ、優秀な数値を残せている騎手のひとりです。集計期間内、1着こそありませんが、2012年阪神大賞典のオルフェーヴル(1番人気2着)など、5頭すべてが掲示板入り。

人気で取りこぼしてしまったレースも見られますが、複勝率60.0%という数値からも分かるように崩れない安定感が魅力ですね。また、同騎手も関西馬に騎乗時は【0-1-2-1】連対率25.0%、複勝率75.0%と数値がアップ。

なお、池添謙一騎手は前日17時時点で9番人気のヴィクティファルス(牡3、栗東・池添学)に騎乗予定。和田竜二騎手と同じくデータ上はかなり熱いパターンに該当しますので押さえて損はないように感じます。

■福永祐一騎手は頭で考えたい

最後にご紹介するのが、ほぼ人気通りの走りが見込め、勝率20.0%、連対率30.0%と上々の数値を記録する福永祐一騎手です。2012年阪神大賞典ではギュスターヴクライ(3番人気)、2016年阪神大賞典ではシュヴァルグラン(1番人気)を勝利に導いていますね。3着が1度もなく、複勝回収率は38%と低めですが、単勝回収率は164%と高く、できれば頭で考えたい騎手です。

同騎手が跨るのが前日17時時点で6番人気のディヴァインラヴ(牝3、栗東・斉藤崇)。紅一点の存在で、牝馬が菊花賞制覇となれば1947年のブラウニー以来74年ぶりとなります。大記録達成なるかも注目ですね。

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著者プロフィール

伊藤大輔(いとうだいすけ)●「UMAJIN.net」編集部
秋田県生まれ。スポーツ関連書籍出版社、競馬専門紙の勤務を経て、現在はUMAJIN .netでライティング、競馬データ解析等を担当。『SPREAD』では主観的要素の強い「馬体解析」と客観的なデータの蓄積である「騎手データ」から、注目すべき馬と騎手を取り上げていく。


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