【菊花賞/追い切りジャッジ】ステラヴェローチェに辛口「B」評価 併せ遅れで「精神面に波がある」

■ステラヴェローチェ

【中間調整】秋初戦として挑んだ前走・神戸新聞杯は後方2番手で脚を溜めると、直線では馬群の中へ誘導され先に抜け出しを図ったレッドジェネシスを目標に長くいい脚を発揮。ゴール手前でレッドジェネシスをねじ伏せ、勝利を収めている。その後は在厩で菊花賞へ調整。10月6日に坂路で2F13秒2-13秒1(馬なり)をマークし、順調な回復ぶりを見せる。14日、CWでの1週前追いには主戦・吉田隼騎手が騎乗し1勝馬と併せ馬。ラストは手応えにお釣りを残しながら豪快に伸び、5馬身突き抜けての先着を果たした。

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【最終追い切り】1週前で十分過ぎる負荷が掛かっており、レース当週は反応を確認する程度。吉田隼騎手を背に、同じレースに出走するヴェローチェオロを目標として終いだけ重点の坂路併せ馬を行った。ヴェローチェオロの鞍上・幸騎手が道中振り返り、後方からのステラヴェローチェを待ったが、ステラヴェローチェのギアは思ったほど上がらず、結局ヴェローチェオロが先行先着となっている。

【見解】1週前の動きは申し分のないものだったが、最終追いは無理をさせなかったとは言え、待ってもらった相手に届かずの遅れ入線と案外な動きに終わってしまう。中間の攻めは順調で、体調面や脚元には問題なしと思えるが、タフなコンディションで勝ち切った反動なのか精神面でブレ、波があるのかもしれない。万全とは言い難いところだ。

総合評価「B」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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