【天皇賞・秋/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る高評価 「悔しさを晴らす意思が見て取れる」

■エフフォーリア

【中間調整】皐月賞を3馬身差で勝利。2冠濃厚と見られて臨んだ前走・日本ダービーでは好位待機から直線で鋭く抜け出し、九分九厘勝利を手中にしかけたが、内をすくったシャフリヤールにハナ差だけ差され2着に終わっている。その後、早い段階で天皇賞・秋を目標とすることが表明され、夏の間放牧で英気を養ってきた。9月30日にノーザンファーム天栄から美浦に帰厩。10月3日に坂路15-15の初時計で体をほぐし、以降坂路とコースを併用し順調に気配を上げている。ウッドでの1週前追いには横山武騎手が騎乗。直線では左右2頭に割って入る形で、気迫を前面に出し最先着を果たしている。

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【最終追い切り】最終追いも1週前と同様、横山武騎手を背に直線で2頭の間を割る形。ただし1週前より意識的に溜めをきかせ、直線半ばでもまだ前に馬がいたが、仕掛けへ鋭く反応すると“瞬間移動”と言いたくなるほどの切れ味で突き抜け、最先着を果たした。

【見解】ここへの直行は予定通り。じっくり本数を重ね、大きく成長した体を着実に研ぎ澄ましている。速い全体時計は出していないが、これはテンション面を気遣っての方策だろう。本数の多さで負荷はカバーできるはずで、問題ない。先週、今週は終いの闘志と切れを磨き上げることに主眼を置いた内容で、ダービーでの悔しさを晴らす意思が見て取れる。久々を感じさせない気合い乗りにあり、力をフルに出せそう。

総合評価「A」

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著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


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