【天皇賞・秋/追い切りジャッジ】推定10人気以下の伏兵に「A」評価、ベスト条件で「目論見通り気配アップ」

■サンレイポケット

【中間調整】前走の毎日王冠は4カ月ぶりの一戦。ある程度仕上げて挑み、流れに乗って走れていたが直線で切れ負けしての6着に終わっている。前年の3着から数字は落としたが、その時は新潟記念から中4週。レース間隔を考えれば、シュネルマイスター、ダノンキングリーに0秒4差なら悲観視する必要はないだろう。その後は目標に据えた天皇賞へ、在厩で調整されている。しばらくは疲れを抜くため軽めの運動に留め、10月19日に坂路14-14を出したのが中間の初時計。翌日20日、1週前追いとして鮫島駿騎手騎乗でCWコースで終い重点に追われた。仕掛けられると重心をグンと沈め、豪快な伸びを披露。

◆【天皇賞秋2021予想/追い切りジャッジ】最高評価「S」は最高潮の域に達した有力馬 「ここがメイチの仕上げ」

【天皇賞・秋/追い切りジャッジ】最高評価「S」は最高潮の域に達した有力馬 「ここがメイチの仕上げ」

【最終追い切り】坂路での最終追いにも鮫島駿騎手が騎乗。序盤は先行馬を見ながらゆったり進み、しっかり我慢させる。坂の途中でもまだ体は並んでいなかったが、残り2Fあたりで鞍上がゴーサインを出すと一気に加速。取り付いてからは激しい追い比べとなったが、闘志満々にギアを上げ、結局3馬身の先着を果たしている。

【見解】19日に坂路で時計、20日の1週前追いがCWで速い時計。そして24日の日曜追いでも坂路である程度速い時計を出しており、中間の調整は意欲的だ。そして最終追いは序盤こそゆったりだったものの、ラストは相当ハードな内容だった。中2週で、関東への再輸送を控えた当週にここまでの稽古内容をこなせるあたり、体調の良さに相当自信がないとできない芸当。前走もある程度のデキだったが、目論見通りしっかり気配を上げ、自身初のGI挑戦に臨めそうだ。ベスト条件の左回り2000mなら、波乱の立役者となれる可能性十分。

総合評価「A」

▼その他追い切り予想

◆【天皇賞秋2021予想/追い切りジャッジ】グランアレグリアは「B」の低評価 最終追いの反応遅れに「唸るような迫力が……」

【天皇賞・秋/追い切りジャッジ】グランアレグリアは「B」の低評価 最終追いの反応遅れに「唸るような迫力が……」

◆【天皇賞秋2021予想/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る高評価 「悔しさを晴らす意思が見て取れる」

【天皇賞・秋/追い切りジャッジ】グランアレグリアを上回る高評価 「悔しさを晴らす意思が見て取れる」

天皇賞秋2021予想コラム一覧

▼穴馬予想
◆【穴馬アナライズ/前編】エフフォーリアは「△」評価 “3強”のうち2頭に不安要素

◆【穴馬アナライズ/後編】3強崩しの“惑星”は単勝万馬券 強調できる「買い」材料

◆【危険な人気馬/前編】3強の一角は“消し” 上がり3F重視の秋天で「買うべきではない」1頭とは

◆【危険な人気馬/後編】想定10人気以下の“大穴馬” 前走ゴール後に見せた「秘めたる脚力」

▼データ予想
◆【データ攻略/前編】コントレイルに不安データ 注目は「馬券内率100%」が示すあの馬

◆【データ攻略/後編】3強の牙城を崩す伏兵馬、「5-0-0-0」の追い風が波乱を巻き起こすか

◆【騎手データ】条件合致で数値“急上昇”の3騎手に注目 美浦の大ベテランには一発の可能性もあり

▼その他データ傾向
◆【枠順傾向】3強の一角エフフォーリアが入った3枠は、過去10年で「連対数0回」の“鬼門”

◆【脚質傾向】上がり1~3位馬が「複勝率100%」 府中で末脚崩れないグランアレグリアは不動か

◆【前走ローテ】毎日王冠組は最多勝利も勝率6.1%、データが後押しする別路線組とは

◆【人気傾向】1番人気は素直に信頼も、押さえるべきは単勝回収率「431」の…

著者プロフィール

西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター
競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。


この記事が気に入ったらフォローしよう

最新情報をお届けします