ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平は7月31日(日本時間8月1日)、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦に「2番DH」で先発出場。3打数2安打の成績だった。
◆【実際の映像】大谷翔平、自身初の本塁打王獲得へ独走状態 2023シーズンの39本塁打まとめ
■タイガース戦で2桁勝利にリーチ
エンゼルスはこれで7月の全日程を終了。大谷は打者として23試合に出場し、打率.282、9本塁打、14打点を記録。勝負を避けられる場面も増えてきたなか、7月も本塁打を積み重ねた。投手としては4試合に登板し、2勝2敗で防御率4.97、25回1/3を投げ、29三振を奪った。
大谷はこれで野手としては39本塁打とし、シカゴ・ホワイトソックスのルイス・ホベルト・ジュニアに10本差をつけて独走状態。自身初の本塁打王獲得が現実味を帯びてきた。また、投手としても27日(同28日)のデトロイト・タイガースとのダブルヘッダー第1試合で完封。9勝に到達し、2年連続の「2桁本塁打2桁勝利」にも王手をかけている。
気になるのが7月終盤に増えてきた敬遠と、2試合連続痙攣で途中交代したコンディションの問題。3月のワールド・ベースボール・クラシックに参戦し、フル稼働してきた大谷はこの調子を維持して8月も乗り切れるのか。MVPと本塁打王をはじめとしたタイトル争いの行方には引き続き注目だ。
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◆勝負避けられまた歴史が動く 警戒度MAXが生んだ大谷翔平の記録に驚きの声「投手だぞ」
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文●SPREAD編集部