【レパードS/データ攻略】“ハヤヤッコ級”の穴馬発見 夏の新潟で「評価爆上げ」待ったなし

 

【レパードS/データ攻略】“ハヤヤッコ級”の穴馬発見 夏の新潟で「評価爆上げ」待ったなし

今週は新潟競馬場でレパードS(ダ1800m)が行われる。過去にはトランセンドやホッコータルマエなど砂の王者を輩出してきた出世レース。秋以降のダート戦線を占ううえで重要な一戦と言えるだろう。

ここでは、過去10年のデータ分析から浮かび上がったキーワードをもとに出走馬を分析。「穴馬データ」としてツウカイリアルを取り上げる。

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■左回りの1800mはこの馬の庭

オープンクラスでは苦戦が続く馬。重賞のメンバー相手では人気落ち濃厚だが、今回の条件が絶好であることを示すデータをご紹介したい。

・左回りのダート1800m成績【1.1.0.0】

連対率に換算すると100%。勝利を飾ったレースは2着に6馬身差をつける圧勝劇を見せていたのだ。

2着に敗れたレースを振り返ると、当時の勝ち馬はミトノオー。のちに兵庫CSを制し、ジャパンダートダービーでも3着に好走した3歳ダート路線の中心馬だ。夏の新潟1800m連対歴があり、このレースで激走をはたした馬には2019年の勝ち馬ハヤヤッコの名前が。条件替わりで巻き返しがあってもおかしくない。

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著者プロフィール

田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家
競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。